風邪 N.R.(全員出演) ページ1
紫「んっ…」
今何時だろ…寝苦しさを感じてまだ暗いのに目を覚してしまった。
紫「2…じぃ？」
スマホの画面を見るとなんだかぼんやりして酔ってしまいそう。
もう一度ベットに横になってもなかなか寝付くことが出来ず起き上がった。
なんなのもう。今日もお仕事で疲れたから早く寝たいのに。
よろりと立ち上がり階段を下がる。
あぁ、やばい。ぐわんぐわん…する、
リビングに行きたかったのに体が言うことを聞いてくれなくて階段にしゃがみ込んで壁によりかかった。
紫「…れぇ、んっ」
頭がぐるぐるしすぎてよく分からなくなって廉を呼んだ。
聞こえたかな……俯いて目をぎゅっと瞑っていると、足音が聞こえる。
廉「しょお？……あ、気持ち悪くなっちゃったん？」
優しく背中を擦ってくれる廉。
やっぱり来てくれた、
紫「頭ぐるぐる、するの」
そう言うと廉はそっか、しんどいなぁって言ってから俺を抱き上げた。
廉の首に手を回して落ちないようにぎゅっと捕まる。
そっとソファーに降ろされると廉がリビングの電気をつけた。
眩しくて目を細める。サングラス持ってくればよかった。
廉「熱測ろうな。最近お仕事大変やったもんなぁ？これはしんどくなるわ」
そう言って笑いながらそっと頭を撫でてくれた。嬉しくてその手に頭をぐりぐりってしてみる。
廉「なんや、紫耀甘えたさんやね」
ふふっと笑ったとき無造作な機械音が部屋に響いた。
廉「あぁ、やっぱ少し熱あるな。ちょっと待っとってな？」
そう言って廉が隣の部屋に行って視界から消えた。
その瞬間なんだか寂しくて。
熱のせいでどうにかなっちゃったんだと思う。
紫「れぇん、れんぅ…ｸﾞｽｯ…」
そう言うとパタパタと小走りできた廉。
廉「ごめんごめん！寂しかったよな」
ぎゅっと抱き締めてくれて廉の暖かい匂いでいっぱいになる。
廉「冷えぴた持ってきたから貼ろうな？ちょーっと冷たいけど」
俺の前髪を上げて冷えぴたを貼る。
つめたぃ、、独特なスースーした香りに顔を歪ませると廉に笑われた。
でも、冷えぴたのお陰で頭の痛さは和らいだ気がする。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美月 - とっても面白かったです！早く次を見たいです！！ (2021年8月25日 17時) (
レス) id: 20e8c04484 (このIDを非表示/違反報告)
NOA - 食中毒の続きみたいです (2020年5月18日 7時) (レス) id: 43de5df9b0 (このIDを非表示/違反報告)
もも - この作品凄く面白いです！これからも楽しみにしてます！ (2019年8月20日 13時) (レス) id: 529c117579 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 詳しくありがとうございます、了解致しました！1つめのリクエストが完成しましたら書き進めていきたいと思います(> <) (2019年8月18日 5時) (レス) id: e0f7ea3fd4 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - あむさん» ちなみに今回出す先輩ジャニーズは平成ジャンプとセクシーゾーンです。 (2019年8月17日 21時) (レス) id: 5952bc852d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あむ | 作成日時：2019年8月16日 22時
