気づかないうちに壊れていく。【雪男】

目黒side ページ4

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あれっ康二は…。









撮影が終わり楽屋に戻ると









先に楽屋に戻ってるはずの康二がいなかった。









トイレでも言ってるのだろうと呑気に考えていたが









みんなが帰ってきても康二は帰ってこなかった。









佐久間「康二、どこいったのかな」









ラウール「んー…どこなのかな？」









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康二「ただいま」








目黒「あっ！康二！」









佐久間「どこ行ってたの？」









康二「山本さんに呼ばれて。」









目黒「なんかされなかった？」









康二「山本さんは、ホンマにあかん。

　 絶対に近づいちゃダメ。

　 ほら。腕に…」









「「「「「えっ…」」」」」」」








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康二の腕にはカッターで切られたような跡があった。




それも1本ではなくて何本も。





最初に手を出すのが康二なんて。





絶対、俺だと思ってたのに。









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照「とりあえず手当するから康二座って」






康二「うん。」








深澤「腕以外になんかされた？」









康二「えっと………………ないよ。」









深澤「そう。なら良かった」









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目黒「康二、気をつけてね。」







深澤「1人で歩く時は後ろ気をつけて。」








照「なんかあったらすぐ連絡すること」









康二「うん。大丈夫やって。」








「「「「「また明日」」」」」」」」






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