支え合って【雪男】

＊ ページ50

青side





家に着いた。寝ている佐久間を起こすのは申し訳ない






けど起こす。








翔太「佐久間起きて。」





佐久間「んっ…」







家に入った瞬間佐久間が膝から崩れ落ちた。







床につきそうなところで間一髪支えた。






翔太「佐久間、熱っつ。」







阿部「本当だめっちゃ熱い。」







佐久間の体は異様な熱を持っていた。






顔も火照っている。






翔太「佐久間、暑い？寒い？」







佐久間「暑い。」






暑いならもう上がらないから安心だな。






そう思っていた時、






阿部「体温計持ってきたよ。」






翔太「ありがとう。」







さすが阿部ちゃんできる男だ。







翔太「佐久間体温はさむよ。」







佐久間の腕に体温計を挟む。







♪ピピピピッ♪







体温計には41.2度との表示が。








翔太「佐久間、41度ある！！！」







「「「「「「「えっ！！」」」」」」







深澤「まじ。やばくない？」





阿部「病院行ったほうが……。」







翔太「いや…。また車酔いしたら可哀想だし。」







深澤「そうだな。明日まで下がらなかったら


　 病院いこっか。」







翔太「佐久間、とりあえずベットいこっか。」






佐久間「…んっ…っ」






佐久間を照がベットまで運ぶ。






みんな、佐久間のこと心配そう。






ずっとソワソワしてる。






そりゃ健康に一番気遣ってて、人一倍元気だもんな。







宮舘「佐久間のおかゆ作ってくるね。」





深澤「ありがとう。」









そこからみんな佐久間の部屋を行ったり来たりして、






愛されてるな…としみじみ思う。






いつも佐久間の扱いは雑だけど、





信頼してるからこそだから、もっと頼っていいのに。

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