二 ページ2
最初は、冗談を言っているのかと思った。
「えっ、と、蜜璃ちゃん...?」
茨藤A。生まれて早18年ですが、色恋沙汰には疎く。告白なんぞ、今日初めてされたぐらい。
しかも、相手は女の子。
表面上は冷静にしてるけど、内心、今食べてる桜餅吐き出しそうなほど驚いてる。(?)
私が戸惑いながら顔を真っ赤にして俯く蜜璃ちゃんの顔を覗き込むと、蜜璃ちゃんはぎゅっと目を瞑った。
どうやら本気のようだ。
「私達、女の子だよね...?」
取り敢えず、そう笑って言ってみる。蜜璃ちゃんはうっすらと目を開け、顔を上げた。
「これが、私の愛の形なの。かっこいい男の子も確かにすっごくキュンキュンするけれど、私は、誰よりもAちゃんが好きなの。」
目を細めてそういった蜜璃ちゃん。
大きな涙が溜まったその瞳には、私がくっきりと映し出されていて。
女の子同士で仲がいい子は蝶屋敷とかでいっぱい見たことあるけど、女の子同士で恋愛的に...。って子は、一度も見たことがないし、私も将来は素敵な男性と結ばれるって思ってたから、驚きが隠せない。
「えっ、と、私達、お友達じゃ...」
そう言うと、また一層蜜璃ちゃんの瞳に涙が溜まった。それを見た途端、胸がキュッと痛んだ。
確かに、蜜璃ちゃんは素敵な人だと思う。
顔も体型もバツグンだし、性格もいいし、強いし。
大好きだけど、これは、なんというか...。
私がうーー、と唸ると、蜜璃ちゃんは私にぎゅっと抱きつき、耳元で囁いた。
「Aちゃん、私じゃ、ダメ...?」
そうゆっくり色っぽく聞いてきた蜜璃ちゃん。
人ってやっぱ、ドキドキすると思考が回らなくなっちゃうんだね。
目の前の人の言う通りになっちゃうよね。
「ううん、全然!」
って、言っちゃうよね。
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
二話からこんなにグダグダでもいいのか……汗
最近書いてなかったんで、書き方とかすっぽ抜けちゃってますね……。
アッ、設定置いときます。←
茨藤A ーいばらふじー
♡プロフィール
18歳。
4歳の時に両親が鬼に食われ、そのあと御館様に保護され、鬼殺隊に入隊。
11歳にして柱に上り詰めた。
♡能力
夢の呼吸
具体的な能力とかは決まってません。名前だけ決めました♡←すみません
宜しければ考えてください|´-`)チラッ
基本戦闘シーンは書かないつもりでいます。
柱の人数とか色々ガバガバで申し訳ないです…
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千華(プロフ) - 鴉玄さん» 私も書きやすいお話でした〜!!あと1話、2話で書き終わりますのでしばしお待ちを!他にも読みたいお話があればリクエストして下さいね〜! (2020年3月21日 8時) (レス) id: c4f4aba572 (このIDを非表示/違反報告)
鴉玄(プロフ) - 久々に読んでいて相変わらず尊すぎる…何気にリクエストした惚気嫉妬話が書かれている…だと!?ありがとうございます(語彙力) (2020年3月21日 3時) (レス) id: 436aae3705 (このIDを非表示/違反報告)
千華(プロフ) - すぴねるさん» ありがとうございます.......!! (2020年3月20日 22時) (レス) id: c4f4aba572 (このIDを非表示/違反報告)
すぴねる(プロフ) - もちろんです!この作品のために描いたものですので! (2020年3月20日 18時) (レス) id: ca174faec5 (このIDを非表示/違反報告)
千華(プロフ) - すぴねるさん» いえいえ、ありがとうございます!!本当に素敵なイメ画ですね...!!このお話の方で、イメ画が掲載されているお話を紹介させていただいてもよろしいでしょうか? (2020年3月20日 18時) (レス) id: c4f4aba572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リサ | 作成日時:2019年10月20日 21時