29 ページ29
・
お店もそろそろ閉店時間。
店長が先に帰り、お店には私一人。
残ったケーキはAちゃんが持って帰っていいよ。と言われたので、大好きなチーズケーキだけは売り切れないで！と心の中で思っていた。
ドアが開く音と共に、いらっしゃいませ。という私の声。
「あの……」
マスクをしてる若い男の人。
……どっかで見たことある気がする。
『ご注文お決まりですか？』
何も話さないお客さんにそう声をかければ、その人はゆっくりとマスクを外した。
このイケメン顔……
あ！ミンギュくんだ！
MG「こんばんは」
そう柔らかい笑みを向けるミンギュくんにペコリと会釈をした。
MG「僕のこと知ってますか？」
『あっ、はい。前にスングァンくんと来てましたよね？』
私の言葉にそうです。覚えてくれて良かったです。と続けたミンギュくん。
やっぱり背高いなぁ……
私にも身長分けてほしい(笑)
MG「あ、あの！」
『はい？あ、ご注文そういえばまだ……』
MG「いや今日はケーキじゃなくて……いやケーキも買うんですけど、スングァナのことで聞きたいことがあって。」
スラスラと早口でいうミンギュくんに必死で耳を傾けた。
『スングァンくんのことですか？』
なんだろ……
ミンギュくんの次の言葉を待っていたら、
MG「Aさん、この後お時間大丈夫ですか？」
そう真剣な顔で私に言った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 213人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
shousakun64(プロフ) - 興味津々。続きが早く読みたいです。 (2018年4月7日 23時) (
レス) id: 0531f5db13 (このIDを非表示/違反報告)
ﾀﾞﾋｮﾝdaisuki - 推しがぶーちゃんなんで嬉しいです笑 更新頑張って下さい (2018年2月18日 12時) (レス) id: 0276b7da7b (このIDを非表示/違反報告)
モコ(プロフ) - スングァンの小説少ないので書いてくれて本当にありがとうございます！こういう感じのストーリーもとても好きでこの後の展開がとても楽しみです！更新頑張ってください！応援してます！ (2017年9月14日 2時) (レス) id: fe19797a51 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：tam
| 作成日時：2017年3月11日 10時
