第６３話:クインケ ページ14
「これが…クインケ…」
Aはクインケに触れると無意識に涙を流してはその場で泣き崩れる
「りょ…た…うっ…」
亡き友を思い出したのか涙が次々に溢れ出し喋るのでさえも困難なくらいだ
「いけますか？」
什造は優しく背中をさすってあげる
「…うん」
甘えちゃいけない
喰種を倒す為には甘えちゃいけない
いつまでも守ってもらうばかりはもう嫌だ
「大丈夫…」
Aはクインケを受け取れば大事そうに抱きしめてはクインケケースにしまい込む
「ありがとうございます、博士」
お礼をいい、2人は博士の元から去ればAは手帳を見るとある事を思い出した
「明日は学校行かなきゃ…」
「そうなんですか？」
「うん」
少し困った顔をしては什造はAのクインケケースを取り上げる
「僕が預かっとくです」
「いいの？」
「はいです」
什造にお礼を言えばAは明日に備えては体を休めることにした
翌日、3年生は体育館に集められてはある映像を見せられる
『上原高等学校 お別れのDVD』
流れる映像に3年生は涙を浮かべては先生達に抱きつき涙を流した
「もう…そんな季節か〜」
Aはしみじみとして顔で眺めてはたくさんの先生達に抱きつく
「今日はいっぱい泣いた…」
グスッと鼻を鳴らしながら下校をしていると突然グイッと引っ張られAは驚いた
「久しぶり…」
「スネイク！？」
Aはサソリを一本を出そうにも弾かれてしまい武器を無くした状況に焦り始める
すると、スネイクの背中を誰かが切りクルクルと鎌を回す少年
「什造！」
「クインケです」
ケースを渡し開ければクインケを手に取ると手に取った
やらなければならない…
なのに…なのに…
傷付けるのが怖い
クインケを握るだけでその場から動かなくなったAにスネイクは笑ってはその場から去った
「逃げちゃいましたか…」
什造はチラッとAを見れば顔を青ざめては体を震わしてはどこかに去っていく
すぐ追いかければその場で吐いていたAに什造は優しく背中をさすってあげた
「大丈夫です…誰にでもあるとハイセがよく言っていました」
「ごめん…」
なぜ、クインケを触った時違和感を感じたのだろうか？
まるで、受け入れてくれないようだった_______。
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もち汰(プロフ) - 最高すぎます！ですがこの小説が更新されてからかなり日数が経ってますが完全停止されたのでしょうか？もしそれなら残念でなりません、こんなに素敵な作品ぜひ最後まで読みたいです、もし可能なのであれば書いていただきたいです (2018年7月8日 21時) (
レス) id: 0b52087dff (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん(プロフ) - 早く続きが読みたいですヽ(*´∀｀)ノ (2017年4月27日 13時) (レス) id: e9f8e79660 (このIDを非表示/違反報告)
ーー - チャットはサーバーが重くなるのでお辞めください。お二人共ログインユーザーなので名前横にある（プロフ）というところを押していただければボード機能が使えますので…そこでお話ください (2017年4月1日 1時) (レス) id: b8acd4ea9d (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - 舞歌☆さん» ありがとうございます！夢主ちゃんをカッコいいと言ってくれて嬉しいです！ (2017年3月29日 22時) (レス) id: 41ee5ebaa9 (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - 舞歌☆さん» ありがとうございます！夢主ちゃんをカッコいいと言ってくれて嬉しいです！ (2017年3月29日 22時) (レス) id: 41ee5ebaa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七海 | 作成日時：2017年3月11日 18時
