第8話:ジュダル ページ8
「もうすぐでモルジアナの部活が終わるぞ」
「側から見たらストーカーじゃん」
「こら、それ突っ込むな紅覇」
モルジアナが門から出て行けばアリババは犬のようにモルジアナに飛び付く
「久しぶり〜!!モルジアナー!!」
「アリババさん!?」
Aはモルジアナの空手部の道着を着ている姿に目を大きく見開いた
「A…?」
「モルジアナ…もしかして空手部?」
「お久しぶりです。Aさん。はい、空手部の部長です」
「そう…。去年はあいつが部長だったのね」
「はい」
2人の会話にアリババは何かを察したのか少し悲しそうな顔をしては紅覇は何がなんやら分からない
「しかし、モルジアナ髪の毛伸びたね〜」
「切る暇がなくて」
「大人っぽいよ!いいなー、美人は〜」
話しているうちにすっかり夜になりアリババはモルジアナを送って行った
「なんかモルジアナが彼氏に見えるよ〜」
「ほんとだね、アリババが女々しいのよ」
まるで犬と飼い主みたいな関係と2人は声を揃えては笑い出す
紅覇はある事を思い出した
「あ!もうすぐ校外学習だよねぇ!」
「校外学習…あぁ!!忘れてた!!」
「班どうする?」
「紅玉とアリババとカシムと…」
紅覇とAはクラスが違う為同じ班になれないので2人はため息をついて落ち込む
「まぁ、会えるから!ね?」
「うん…」
次の日…。
朝から鼻歌を歌うアリババにAは気味の悪い目で見た
「…キモい」
「ふふっ、久しぶりにモルジアナエナジーをもらったから俺は…にひひ」
Aはアリババを正気にさせるためロッカーから箒をだせば思いっきし頭を殴る
「悪霊退散!!」
「いってぇ!!」
「正気に戻れクソが」
「口悪いんだよ!!」
アリババはAの頰を抓ればAはアリババの股間を蹴った
「ウホッ!!??」
その場でアリババは崩れ落ちそのままカシムによって保健室へと担ぎ込まれる
「あれぇ?A何したのぉ?」
「アリババの股間蹴った」
「えぇ!?聞いただけで恐ろしい…」
紅覇は少し鳥肌を立てば、ドアがガラガラと鳴り開けたのは…
「おい、チビ」
「あー!!ジュダルくーん!」
紅覇はジュダルという不良に抱きついてはジュダルは鬱陶しそうに離す
「誰?」
不良と仲良くする紅覇は一体なんなのかAは分からなかった
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七海(プロフ) - ニャー吉さん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年4月8日 0時) (レス) id: 41ee5ebaa9 (このIDを非表示/違反報告)
ニャー吉 - 凄く面白かったです!!これからも頑張って下さい!! (2017年4月7日 23時) (レス) id: 274ae07ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七海 x他2人 | 作成日時:2017年2月27日 1時