第４０話:大切なもん ページ40
「家まで送るよぉ？」
「ううん、大丈夫だよ！」
Aはニコニコしながら玄関のドアを開ける
なにやら紅覇は少し心配していた
「ちゃんと家に着いたら連絡してよ？」
Aも元気よく返事しようとした瞬間…
突然バイクの音が鳴り響きAは勢いよく攫われた
「練！！お前の女はもらった！！」
「A！！」
紅覇は追いかけようとするが周りには手下みたいなのがゾロゾロといた
こんな事している間にどんどん距離が開いてしまう
「オラオラ！！雑魚どもどけぇ！！！」
ブルンブルンとバイクを鳴らしこちらに向かうのはアリババとジュダルであった
「ジュダルくん！アリババ！」
「ここは俺に任せな」
「紅覇は俺に着いてこい！」
「でも、ジュダルくん！1人じゃとても…」
「うるせぇ！さっさ行けよ！大切なもんが取られたんなら死ぬ気で取り返せ！！」
ジュダルの言葉に紅覇は申し訳なさそうな表情で紅覇もバイクに乗りアリババに着いていく
「さぁ…雑魚ども俺が相手してやんよ」
「アリババ！前から来てるよ！」
「クッソ！！」
アリババは武器となる鉄パイプを持ち得意な剣術で前にいる敵を倒して行った
「このやろうー！！」
背後から回ってくる敵に気付かず万事休すかと思われたその時…
誰かが飛び蹴りしてはスタッと立ち構える
「大丈夫ですか。アリババさん。」
「モルジアナ！」
「紅覇さん！ここは任せて！」
「俺たちに任せろ！なーに後から追うさ！」
アリババとモルジアナの言葉を受け入れAが攫われた場所へと急いで向かった
「僕のせいだ…」
紅覇は場所に着けば複数の人が待ち構えていた
「どけよ」
紅覇の言葉を無視して襲ってくる人を紅覇は木刀を持ち切りつけていく
血走った目で御構い無しで倒しAの元へと求めて走った
一方Aは…
「…ここは…ってうわ！」
「ばぁ」
至近距離で近づいた男の顔にAは驚くばかり
「気が付いた？」
「うん」
あれ？なんだか様子が違う
紅覇と会った時はあんなに険しい顔をしていたのに今となってはましというか別人のように声色が優しい
否、元がこの性格なのだろう
温和そうな性格をあれほど狂気に変える程、紅覇の亡くなった先生の事がショックだったのか…
「ねぇ…君はなんであんな奴と一緒なの？」
続く (更新停止中)
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七海(プロフ) - ニャー吉さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年4月8日 0時) (
レス) id: 41ee5ebaa9 (このIDを非表示/違反報告)
ニャー吉 - 凄く面白かったです！！これからも頑張って下さい！！ (2017年4月7日 23時) (レス) id: 274ae07ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七海 x他2人 | 作成日時：2017年2月27日 1時
