第１７話:対面 ページ17
「1週間って早いな〜」
「ごめんね？」
Aは申し訳なさそうに首を傾げてはウルウルと目を麗すので紅覇はあっさりと許してしまった
「もう！許しちゃう！」
「…(へっ、楽勝だぜ)」
ぎゅっと抱きついているとAの母親がドアを開けてはグイグイと中へと入れる
「お、お邪魔します」
リビングへと行けばテーブルにはAの弟と父親が堂々と座っていた
「初めまして…練紅覇です」
「練！？」
紅覇の名字に最初に反応したのはAの弟は苑
「もしかして紅玉さんのお兄さんっすか？」
「そうだよぉ〜」
ニコニコと笑顔で答えると苑は目を輝かせてはAとアイコンタクトを取り合う
『姉ちゃん、よくやった』
『だろ？弟よ』
2人のアイコンタクトに紅覇は不思議そうに見ているとAの父親に呼ばれた
「紅覇くん…娘をよろしく頼む」
「はい！何があっても笑顔にさせてみせます！」
「！？」
Aは紅覇のセリフに顔を真っ赤にしては急に照れ出すので紅覇の「どうしたの？」と聞く
「紅覇…それプロポーズ…」
「あ…」
2人とも顔を赤くしては両親はニヤニヤと眺めるが何故か苑は面白くなさそうな顔をしていた
「リア充が…」
「何よ、苑」
「俺はまだ、リア充じゃないのに…死ねよ」
「お前ぇぇ！！それ、姉に言うことか！？」
「黙れ脂肪」
Aと苑は言い争いから大ゲンカへと発展して行き紅覇は止めようとするとこをAの父親が前へ出る
「2人とも…やめなさい！」
父による喝に2人は縮こまれば小さな子供のように体を震わせいつの間にか仲直りをしていた
「ごめんなさいね〜、紅覇くん」
「いえ、こういうのもありだと思いますよ」
「そうかしら？あ、紅覇くんAとはどこまでいったの？」
「え！？」
Aの母親は紅覇にグイグイとある質問攻めをする
「き…キスまでは…」
「キャー！！やるー！」
バシッと紅覇の背中を叩いては茶化すのでAは急いで止めに入り紅覇を自室へと逃がした
「ごめん…うちのお母さんが…」
「全然いいしぃ〜、僕お母さんとお父さんっていうのがいないから家族ってこういうもんなんだなって思ったし…」
「え？」
「死んだとかじゃなくて…お母さんは精神病棟にいるし、お父さんは会ったことないし…その分炎兄達がいるんだけどね？」
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七海(プロフ) - ニャー吉さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年4月8日 0時) (
レス) id: 41ee5ebaa9 (このIDを非表示/違反報告)
ニャー吉 - 凄く面白かったです！！これからも頑張って下さい！！ (2017年4月7日 23時) (レス) id: 274ae07ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七海 x他2人 | 作成日時：2017年2月27日 1時
