どうしてこうなった。【イナギャラ】 (ページ9)

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歳上な可愛さ相応ページ9

あの後すぐに帰ったオズロックくん、顔真っ赤にさせて可愛いね！

今は雲が晴れて太陽による紫外線の攻撃が私の体に降り注いでいる。周りも直ぐにカラッと乾いてしまいそうだ。

さてと、私はそろそろ宿舎の方へ戻ろうかね、と、体を360度回転させるとそこにはアースイレブン御一行が何やらボールを持ちながらどこかへ向かうところだった。私を差し置いていくつもりだろうか。そんなことはさせない。

私は急いでそちらへ走る。

『みーんーなー、どこに向かうのー？』

松風｢うわ、なんか来た。｣

『ちょっと待てキャプテン、聞き捨てならないことが聞こえたんだが。』

松風(可愛かった、年上の可愛さ相応……ｯｯ！)

え、おかしくない？うわ、なんか来た。だよ？なんか来た。

おかしくない？もっと可愛い子だと思っていたのに……いや今もすっごく可愛いです。黒いキャプテン見れたから眼福、眼福。

なんか今ガッツポーズしてるけど。

野崎｢今私達は港が近いサッカーコートに向かってるのよ！｣

『なんだと、私差し置いて野崎ちゃん付き合うのか。』

野崎｢そんなこと一言も言ってないけど。｣

瞬木くんから絶大な冷めた目をされた気がします。おい誰だ今こいつ頭おかしいとか言ったやつ。

あ、俺だわ。

円堂｢とにかく早く行こうぜ。｣

『円堂さん可愛いです早くコートに向かいましょうね。』

円堂｢お前の力量見るためにでもあるんだぞ？｣

『なんですと、もう円堂さん嫌いです。いや嘘です好きです愛してます。』

もう夏未と結婚してるがな、と豪快に笑う円堂さん。そういう所も愛らしいです。

そっか、夏未さんいるからしょうがないよね。

円堂｢だがこんなにアプローチされたの久しぶりだな！ありがとう！｣

『やだ円堂さん好き。』

諦めるのは少し無理そうだ。今のニカッと笑った顔でノックアウトされました。

鉄角｢あの、早く行こうぜ。｣

『あからさまに私見て言ってるよね。』

円堂さんの年上の可愛さ相応。

鬼道｢立ち止まるな。｣

『だからって、首根っこ掴むのは反則だと思うんです！引きずらないで！』

そのまま連れてかれた。周りの人達の目線がザクザク刺さるのなんの。

『鬼道さん恥ずかしいです。』

豪炎寺｢お前にも恥ずかしいの概念があったんだな。｣

『良かったですね私に年上フィルムがあって。』

豪炎寺｢ああ。良かった。｣