どうしてこうなった。【イナギャラ】 (ページ2)

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＊Prolog＊ページ2

瞬木｢瞬と雄太をどうした！！｣

瞬木隼人、前まで陸上をやっており足が早い。

松風｢観客のみんなをどうしたんだ！！｣

？？？｢彼等には眠ってもらっている。｣

瞬木｢……は？眠ってる？｣

選手一同は驚きの顔になる。

松風｢何でそんなことを……。｣

？？？｢そこから先は俺が話そう。｣

また第三者か……。

と思ったら豪炎寺さんでした、どうしようファイトルされる。

松風｢豪炎寺さん！！｣

豪炎寺｢すまなかったな天馬。お前達には事情を語らず戦わせてしまった。｣

松風｢……どういうことですか。｣

彼の口調が少しキツくなった。

豪炎寺｢全てを話そう。今何が起こっているのかを。｣

そして豪炎寺さんは語り始めた。あれ、私に気付いていない感じですか？

まあ、それは置いておいて、話を簡潔にまとめると。

3ヵ月前から月が紛失したというニュースは、なんか現れた宇宙人の仕業らしい。

会長室にいきなり現れた宇宙人、彼が今回の話を豪炎寺さんに持ちかけに来たらしい。

その際に自分が宇宙人だと認めさせるために月を破壊したんだとか。中々クレイジーな野郎だぜ。

ちょちょちょ待て待て。私と豪炎寺さんの仲なのにそんなことも教えてもらえなかったのか。言ってくれれば会長室まで飛んで行っただろうに。

松風｢……グランドセレスタ……ギャラクシー……。｣

剣城｢星の代表による、宇宙規模のサッカー大会か。｣

神童｢出場しなければ地球は滅び、負ければ地球は侵略される。｣

豪炎寺｢その大会で優勝し地球を救う為に、お前達は集められた。地球代表アースイレブン、それがお前達だ。｣

松風｢なっ、俺達が……！？アースイレブン！？｣

その彼の一言で選手達が荒れ始める。そしてえと……オズロックとか言ってた人は今まで戦ってきた相手は全員異星人だとカミングアウト。震えている子もいる。可愛い。

オズ｢では選手諸君には早速準備に取り掛かってもらおう。大会に出場するための、旅立ちの準備をな。｣

『はいはーい、質問でーす。』

そう言いながら私は大きく手を振り上げる。すると周りが一気にシーンとなる。

え、なになに？なんかの儀式？

｢｢｢で、出たァァァァ！！？！？！！｣｣｣

『ふぇ……っ。』

普通に驚かれただけでした、いい加減泣きそうなんだけど。