『時のオカリナ』緑と白の円舞曲 (ページ6)

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～第四話～『デクの樹サマの話』ページ6

ー第五話ー｢デクの樹サマの話｣

早速僕等2人はデクの樹サマの所へと向かおうとした。

だけど…
目の前になんかがいた。

｢look！あれはデクババ！枯れていて元気がないみたい。直接触ると痛いヨ。｣

『…ふーん、弱そう。』

ｷｼｬｧ/

元気がない…！？元気100倍じゃん、めっちゃあるじゃん！ねえ！←

『はぁっ…！』

ざしゅっ…

ｼｬｧｱｯ…/

｢おぉ…フォレスカッコイイ！｣

『さっさと切ってよ…。遅い』

｢ごめん…｣

デクババとナビィにツッコミ入れてたから…なんてフォレスに言えない。言ったら殴られそう←

『はい、さっき僕が切ったからあんたの番。』

えぇぇぇっ！？僕ですかぁあっ！？

｢え、えぇぇ！？｣

『…つべこべ言わないでさっさと切って。それじゃあ、あんたはただ僕が切っている所を見てるだけの傍観者だからね。』

ぼ、傍観者って………

｢わ、分かった！頑張る！｣

『ん…勝手に頑張れば…』

｢初めての戦闘ネ！頑張って！｣

｢でやぁ！｣

ざくっ…

き、切れたッ！やった！

｢おぉ…出来たッ！｣

｢おめでとう！｣

『ん…頑張ったなー…』

若干棒読みだけど、フォレスのそれなりの優しさ？なんだろう。

『…デクの樹サマってあれ？』

｢…あれって…フォレス失礼だと思うけど…(汗)

デクの樹サマ？｣

想像より、デクの樹サマ大きい…

｢デクの樹サマ、只今戻りました｣

〈おぉ…ナビィ…

戻ったか…

そしてリンク、フォレス

よく、来てくれた…

森の精霊である…。

このワシ、

デクの樹の話を聞いておくれ…。〉

『………』

〈お前らは最近毎日のように恐ろしい夢を
見ているはずじゃ
その夢は今この世界に
忍び寄る邪悪な気配そのもの
お前らはそれを感じたのじゃ。

リンク、フォレスよ。

今、ここで…
お前達の勇気をためさせてほしい。〉

僕達の

｢勇気？｣

『へぇ…』

〈ワシはのろいをかけられておる…

お前達の知恵と勇気で
それを解いて欲しいのじゃ
その覚悟はあるかな…?〉

｢はいっ！｣

『…あります…！』

僕とフォレスが返事をするとデクの樹サマは、

口を大きく開いた。

わぁ…なんか……

漢字の谷みたい…←

〈では、リンク、フォレスよ。

ナビィと共にワシの体内に入るが良い…

妖精ナビィ、
リンクとフォレスの力となれ…〉

｢はい…｣

『行くよ。』

｢うんっ！行こう！｣

そして僕らはデクの樹サマの体内へと入った