『時のオカリナ』緑と白の円舞曲 (ページ5)

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～第三話～『リンクのルピー集め』ページ5

｢あ…待って！｣

フォレスは僕の言葉を聞かずに行ってしまった。

｢もう…｣

本当に不思議な子だよねー…
考えている事が分からないよ…。

｢まぁ、いっか。ルピー集めよ…｣

草むらに隠れているルピー、サリアの家の橋の場所にあるルピーしかない。

｢これで29ルピーくらい、かな？…はぁ…｣

他にもある場所は～…？

んっ、待てよ…？ルピーがある場所と言えば…

「ミドの家だっ！」

むっふっふっ…怪盗リンク、今ミドの家に忍び込み、ルピーを貰いまっす☆←

｢待ってろよぉ…！｣

ーミドの家ー

｢おぉ…宝箱がいっぱいだ。｣

1つと僕は宝箱を開けて行った。

｢ルピーだ！やったね｣

また1つと開けていく

｢ふっ…これだから勇者はやめられないぜ…｣←

おっと、口が滑った。←

僕はさっさとミドの家にあるルピーと体力を盗って出て行った←

｢ふぅ…これで…43ルピーか。フォレスは何処だろうなぁ…｣

『こっちだけど。なんか用？』

｢わ、わぁっ！？フォレス、いたんだね｣

『…さっきからいたんだけど。』

｢ご、ごめん…｣

渡されたのは…

｢え…これって…｣

剣…？

『コキリの剣。僕にもう一つあるから。要らない』

｢そ、そっか。ありがとう！｣

『…別に』

フォレスのほっぺは紅くなってた。

｢え、照れてるの…？｣

『うるさい、殴るよ…ルピーはどうなの？』

ま、真顔…

｢あ、あは…大丈夫だったよ。49ルピーだけど…どうかした？」

『…いや、何でもない。コキリの店に行こ。』

｢うん｣

フォレスは｢ありがとう｣を言われると照れちゃうんだね…。なるほど！

ーコキリの店ー

｢フォレス、リンク。いらっしゃい！欲しい物は？｣

『デクの盾、2つ。』

｢はい、80ルピーだよ｣

『ん、ありがと…じゃあね』

｢また来てなー｣

ーコキリの店前ー

｢あ、フォレス…ありがと！｣

『…別に、じゃあデクの樹サマの所、行こう。』

｢うん！｣

また赤くなってた。可愛い所もあるんだね←

ミドのいる場所へと僕らは向かった

……

｢妖精ナシと白髪じゃねえカ！なんだよ、どうせ剣と盾ないん…はぁっ！？｣

『…なんか文句ある？』

｢あるのー？｣

｢ね、ねえヨ…ほら、さっさと行けヨ…！

ったく、なんでサリアもデクの樹サマもフォレスとリンクを…(ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…｣

『何を言っているのかよく分からないけど通してもらうから。じゃあね』

｢ばいばーい｣