無気力系男子 ページ31
貴方side
貴方｢………え。｣
伊織｢…ぁ、いやっ……その……っ、/////｣
え、今なんて言った？
……は？？
伊織｢っ…お、お返事はすぐ…では無くていいので……っ
かっ、考えて…貰えますか……？
お願い……致します……っ/////｣
そう言う彼女は顔を真っ赤にさせ俯き、震えていた
………、＿＿＿そうか……＿＿＿
貴方｢うん、分かった
………あと、ありがとう
ほら、寒いでしょ？行こう｣
伊織｢っは、はい！｣
少しの距離だっただろうか
けれど、僕には長く感じられた
何の意味もなく、沈黙していたからだろうか
その沈黙のまま、伊織の家に着いた
……相変わらず大きい家だ
伊織｢き、今日は本当に、あ…ありがとうございました！！｣
貴方｢いえいえ……また、明日｣
伊織｢っ！！はい！！｣
そう力強く伊織は頷いて家の方へ行ったが、こちらへ向き、手を振った
僕も軽く手を振り、そのまま駅へ足を進める
貴方｢……っ…まじ…かよ/////｣
不覚にも、ドキッとした
これ口に出す''恋''というには容易すぎる
もし''恋''と呼ぶのであれば世の中の物事など酷く比較的にシンプルであろう
そんなに物事を単純化してしまっては面白くない
もっと複雑なものでなければいけないが、だからこそ繊細な感情を持つ
それこそが面白いのだろう
では、僕が今感じているものは何なのだろうか
きっとそれは永遠に求められないのではないかと僕は思う
だからこそ、趣があるのかもしれない
不意打ちだった
だから何なのだろう
うらたさんに言われた
お巫山戯なのかは分からないけど、心に残った
｢恋する男ってのは分からないけど、俺の経験上、恋する乙女ってのは、めちゃくちゃ可愛いよ！
特に、自分に好意を抱いていて、尚且つ初めて2人っきりのシチュエーションで目の前で初めて告白された時、その子の事が好きじゃなくてもドキッと胸が高鳴ると思う
俺がそうだったからね｣
その時の僕は特に興味も無かったが、何故か心に残った
僕はうらたさんに返事はどうしたのか聞かなかった
聞いたからどうしたと言う話だ
しかし、こんな事になるとは
うらたさん、貴方は予言者ですか←
それなら凄い、副業として歌い手の他に占い師を勧めよう←
なんて、僕の方こそ物事を単純化して考えているのではないだろうか
人の事、言えないじゃん
兎に角、僕の心に迷いが生じた
その迷いに見て見ぬふりをしてはいけないだろうか
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白猫凜檎(プロフ) - 雨斗さん» っもう本当に嬉しいです！！ありがとうございます！！絵も描いてもらえるなんて……！！感謝感激です！！ (2017年10月28日 16時) (
レス) id: a37a2d1e58 (このIDを非表示/違反報告)
雨斗 - 見ててニヤニヤしてしまう(笑)wwwww 後、私も絵を送ってみたい(笑) (2017年10月6日 14時) (レス) id: 744be1d71a (このIDを非表示/違反報告)
雨ノ宮心音(プロフ) - 白猫凜檎さん» いえいえ！最近二次創作なのにオリジナルフラグを外してないものが多いので、できたら声かけお願いします(^o^)他のユーザーさんもやってますし(^o^) (2017年8月2日 13時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
白猫凜檎(プロフ) - 雨ノ宮心音さん» ありゃ？本当ですか？ありがとうございます！自分で付いているの気づきませんでした…(^ω^;);););)本当ありがとうございます！！ (2017年7月29日 1時) (レス) id: a37a2d1e58 (このIDを非表示/違反報告)
雨ノ宮心音(プロフ) - 歌い手さんは実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ！違反報告されます。 (2017年5月23日 23時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白猫凜檎 | 作成日時：2017年1月3日 23時
