そのイケメン、ゲ〇らしい【名探偵コナン】

23 かまいたちの宿 ページ25

服部「この縁側からこの柵の足跡は俺のやけどその横の半円状の雪が浅く掘れてるやろ」


毛利「そりゃ犯人が鎌で行き来した足跡を消したんだろ」


服部「問題はこの柵の向こうや」


柵をｷｨっと開けるとそこには露天風呂があった


『つまり、犯人は犯行時このお湯を走ってきたってことか』


コナン「まるで風に乗るように…」


中間「か、かまいたちだっ！やっぱりかまいたちがいるんだよ！」


服部「アホぬかせ、これはなんかのトリックやもちろん生身の人間のな」

きゅっと帽子のつばを前にする服部




──
────

蘭「か、かまいたち…」

和葉「かまいたちがでてたん…？」

そう聞く2人

服部「な、なんで知ってんねん…」

蘭「山村警部が話してくれたの…」



山村の方をむくと

山村「ひ、被疑者はかまいたち…」


そういいメモ帳に書いていた


『(何してんだあの刑事…)』



服部「かまいたちのフリしたアホなヤツがでただけや」

すると飾り付けをしていた部屋のことを聞いてきた



コナン「BB弾」


蘭「え？」

『BB弾が畳の上に落ちてる…』

女将「確かにBB弾は倉の中に…」

服部「じゃあそれ盗み出して障子越しに撃ったんやろう」


『不自然に1枚だけだけめくれるようになってるし』


ペラっと障子をめくる



蘭「でも風船ほとんど一気に割れたんだよ？」

和葉「暗い中そないなことできひんよ」


『風船を割ったのはBB弾じゃねーな』

コナン「3発くらいしか落ちてないし」(ん？何だこの匂い)


服部「どないしたん？」


服部が部屋の中へ入ってくる
するとコナンが持っていた腕時計のライトが消えかかった



コナン(しゃあねぇ、スマホのライトで…)




──お前、俺の和葉に──




コナン「あぁ、！」



間違えて流してしまったのをすぐに止めた


和葉「なに？私がなんなん？」


服部「和葉、じゃなくてがす、おかず！この匂い何かのおかずに似てへんかって！」



『ﾌﾟｯ 無理ありすぎ』


服部「笑うなし！」


コナン「悪ぃ服部(汗」








大野「おかずじゃなくてトイレや洗剤の匂いだよ！あと、雨水みたいなのが掛かって冷たかったよ」


不思議だよねと蘭と和葉が言う



『ふーん、ここって結構フルーティーな洗剤使ってんだな』


コナン「分かるの？」


『まーな』


そして皆部屋から出てきた


コナン「でもさよくあの叫び声で大旦那様ってわかったね」


女将に話し掛けるコナン

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