契約しましょう8号さん【ツイステ】

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「ちょっと！人に戻りなさい！」
青色のタコ姿の彼を持ち上げそう言う。彼は人に戻り離れると出口に向かってインクを放つ。そのままタコになりインクの中を潜り部屋を出ていった。

「…え。つ、捕まえなさい！！！！！」

この声にルークは勢い良く駆け出した。

────

「マーベラス！インクに潜る事なんてできるのかい！素晴らしい！」

彼は人型に戻りルークに対して銃口を向けた。

「おっと、勘弁してくれ…」

手を挙げ、軽く引き下がる。

「あ、副寮──」

背後からやってきた寮生。インクの放つ音。ルークはゆっくりと振り返るとそこには誰もいない。ただインクがあるだけ。


「……キミは、何者なんだい？」



『インク、リング』


その言葉にルークは首を傾げる。聞いたことない言葉だ。

銃口を向けられ、息を飲む。じっと手元を見て息をした。手元が動いた瞬間、彼は横によけインクを避ける。

『………』

彼は目を細めルークを見つめ、ボムを投げすぐ様その場を立ち去った。


「っ！」
「ルーク！」
「待っ──」

こちらに来てはダメだ。そういう前には爆発していた。

何とか寮服の長い裾でガード出来無事でいた。



「…え、い、インク？」
「なんだ、？これは…一体何が」
「あ、寮長…！」



「アンタ達！！！！」


ヴィルの叫びにピシッと背筋を伸ばす。



「あの転校生を捕まえてアタシの前に持ってきなさい」



寮生は返事をし、各自Aを捕まえるために散っていった。




「あのタコ、絶対捕まえるんだから…」




頬についたインクを拭い、呟いた。

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