ニート極めてたら弟に駆り出された件【JO1】 (ページ24)

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もう二度とページ24

ｶﾞﾁｬｯ

『……』ｽｩｽｩ

拓(…ほんまに、みんながおってくれてよかった。お姉ちゃんがまた笑えるようになって良かった)

『…ん……』

拓ﾋﾞｸｯ(……お姉ちゃんにバレたら怒られそうやけど……大丈夫って言っとっても、もう悲しむ顔は見たくない)

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝｯ

…まだ寝てるのかな？入っていいかな

祥「あ、Aさんおはようございます！」

『！祥生くん、おはよう。朝ごはん食べた？？おにぎりいる？？』

祥「えっいいんですか！拓実くんが起きない時いっつもくれるの嬉しい！」

『あはは、こんなので良ければいくらでも。スペアキー貰ったんだけど入っていいと思う？？さすがに朝だし怒るかなあ…』

祥「Aさんなら大丈夫ですよ！」

『そうかな？起きてなかったらこれだけ置いて帰ろっと』

ｶﾞﾁｬｯ

『拓、おはよ…………拓実？？…いないっぽい。早起きしたのかな』

祥「仕事ない朝に拓実くんが…？？」

？？？side

やっと着いた…

朝に呼び出されるなんて思わんかったけど、話してくれる気になってくれたってことはまだチャンスあるはず

【私が、全部悪かったの？】

…俺やって、ほんまはずっと……

拓「普通、どう考えても会わんのにって思わん？」

ﾊﾞｯ「っ！？……！お、まえ…拓実…何で」

拓「何でも何も、お姉ちゃんの携帯からメッセージ送ったの俺やもん。もうブロックして消したけど」

「っ昔からお前は邪魔ばっか…！！シスコンにも程があるで！！」

拓「アンタが信用ならんからやん。お姉ちゃんと付き合っとっても他の女と遊びに行ったりしとったし」

「それは他の奴に誘われて」

拓「仕方なく、何回行ったん？お姉ちゃんと一緒に見た事もあった」

「！！そ、んなこと一言も」

拓「言えるわけないやろ。…自分が何したか忘れたん？？」

「っ………謝りたかった」

拓「浮気してごめんって？それで、やり直そうって？？」

「お、お前に関係ないやろ！」

拓「俺はお姉ちゃんには世界で1番幸せになって欲しいって思っとる。…もうお姉ちゃんはアンタのことなんて気にしてない。無駄やで。もう二度とお姉ちゃんに近づかんといて。言いたかったのは、これだけやから」

「…っお前に脅されたって拡散してやる…！」

拓「ええよ。何人信じるかわからんけど」

言えるわけない

拓実に何かあれば、Aは絶対…

「……くそっ…！！」