楽しい ページ14
汐「何でそんな強いん！？！」
景「あ………あぁーーー！！！負けた！！！」
蓮「また！？Aちゃんゲーム上手いね！？」
拓「お姉ちゃんがゲームしとるとこあんま見たことないけど…」
『こ…これ初めてやりました』
「「「「！？」」」」
奨「楽しそうだな」
豆「やっぱ仲良くなるにはゲームっすよ」
碧「奨くん、そろそろ時間だって！」
『！』
奨「もう？2時間借りてたのにな。じゃあそろそろ片付け始めますか」
…もう2時間も経ってたの？
拓「お姉ちゃん」
『ん？』
拓「楽しかった？？」
……楽しい…みんなと一緒にいて？
『うん。楽しかった』
拓「！…また、やろ！！」
『そ、それはまた緊張するから良いかも……』
拓「何で！？！」
2ヶ月後
『…さむ………』
豆「！おはようございます、Aさん」
『あ、おはよう…豆くん。寒いねえ』
豆「ですね。…Aさんが着て無さすぎな気もしますけど…」
『そう？？豆くんは…どこか行くの？』
豆「ちょっとだけ走ってきます。Aさんは？？」
『私はごみ捨て終わったら朝ご飯かな』
豆「良いですね。じゃあ、行ってきます！」
『うん、行ってらっしゃい』
豆(…もうちゃんと目見て話せるし、笑顔も増えてる。拓実くんももう気を使わなきゃいけない感じもないし…あれが元々のAさんなのかな。…良かった)
母さん最近は大丈夫??
A大丈夫だよ。拓もいるし、楽しい!
…こんな自然に今を楽しいって思えるようになるなんて
瑠「A」
『！瑠姫くん』
瑠「今日はオフ？？」
『ううん、蓮くんと拓…だけだったかな』
瑠「11人もいるとやっぱり休み取れないよな。大丈夫？」
『うん、全然！みんなが仕事してる間は割と自由に動かせてもらってるし。今日も買い物して戻ろうかなって』
瑠「へぇ……………買い物って？」
『特に何ということもないんだけど…雑貨屋さんとか？最後に食材も調達したいし』
瑠「……俺も着いていこうかな」
『え、何で？』
瑠「…俺もちょっと雑貨屋行ってみたい。一人で行くの緊張するから」
『…瑠姫くんが？？』
瑠「俺だって一人で行けないとこあるよ。カフェとか」
『ええ……？？』
瑠(…1人でスーパー以外の買い物行かせるの怖いし)
純「何の話？？」
「『うわ！？』」
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作者名：はるさめ | 作成日時：2024年3月21日 15時
