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𝕐𝕠𝕦𝕣 𝕤𝕞𝕚𝕝𝕖 ページ4
香ちゃんと楽しそうに話すクロを見て思う。
幼馴染じゃなかったら…、無邪気に恋をすることも許されたのかな…って。
香ちゃんの頬が赤くなったと思ったら、クロが香ちゃんの頭に手を乗せた。
ポンポン、と優しく撫でる姿は、今日の朝の私とクロみたいだ。
…だけど、違うんだよね。
香ちゃんは恋愛の好きで、私は友達の好き。
同じのようで同じじゃない。
香ちゃん、羨ましいな…。
そんなことを考えていると、後ろから声が聞こえた。
夜久「あ、A! おはよー」
A「やっくん、おはよー」
彼は守りの音駒のリベロを努める夜久衛輔。
他人想いで、優しいお母さんみたいな人、笑!
夜久「…アイツら、仲良いな」
A「ん。そうなんだよね…」
夜久「……気にすんなよ?」
A「私なら大丈夫…! ありがと、やっくん」
私の気持ちを知っている夜久は、優しく接してくれる。
…やっぱり、モテるんだろうなぁ。
そんなことを考えながら、朝日で照らされた大空を、夜久と雑談しながら眺めていた。
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