第8話 ページ8
相手は一般兵。正直、幹部の私からしたら相手にもならない。早く幹部になりたいところではあるし、ささっと片付けるか。
『ん〜、30秒かな』
銃から、ナイフに持ち変え、構える。
相手の一般兵は、斧か…。
ぶる「対人戦よーい始め！」
うわ、懐かしい。だいたい、シャケと模擬戦やる時はぶるーく審判だったんだよな〜。
開始の合図と共に、一般兵がこちらに突っ込んでくる。
速い、斧を持ってのこの素早さは一般兵の中でも上位に当たるだろう。だが、斧の当たる寸前で後ろに避ける。
ここまでで10秒。
いくら、相手が上位だったとしても、きんとき程では無い。転生前なんて、きんときと何回模擬戦やったか分からない。あんな大きい斧ブンブン振り回して、当ててくるきんときはまさに狂気だった。
斧は1回の攻撃力が大きい分、使ったあとの反動が大きい。あの一般も。ほら、数秒だけど明らかに隙が出来てる。ここを狙う。
地面をけって、数メートルの距離を埋め、相手の首にナイフを当てる。
ぶる「え〜、16番の勝利！」
『ありがとうございました。』
兵士「は？え、ありがとうございました」
は？とか言われた。悲しい。
暫くのんびりしていると、全員対人戦が終わったらしく、幹部との模擬戦が始まった。
どうやら、ぶるーくが先程の試合を見て、相手をする幹部を決めるらしい。
えー？誰だろ。とか考える暇もなく私の番が来た。
なんか毎回早いんだよなー。
兵士「16番！」
『あ、はい』
兵士「えー、お前はシャークん様とだ。」
へー、シャークん様。じゃないよ！ねぇ、それはおかしいって。シャケとかどうせ勝たせる気ないだろ。白尾国の最高戦力なんだけど。うわ、言い返せないの辛い。
兵士「16番！早くしろ」
『あっ、すみません。』
渋々、模擬戦場の上に立つと、緑色の彼が目に入る。
シャ「あー、お前か！」
覚えててくださったんですね。どうも。
『ん？』
めっちゃ視線感じると思ったら、上に幹部勢揃いなんだけど…。なんで？
待って、そういえばなかむが「俺もAとシャケの模擬戦見たい〜、幹部専用の高台でも作るか」とか言ってたわ。
何はともあれ、今の私にとっては地獄でしかないのは変わらない。シャケを相手にしながら、顔を見られないように、更に気配も変えなければならないのだ。終わった。
きん「模擬戦始めるよ。」
シャ「了解」
『はい』
ーーーーーーー
キリが悪くてすみません。
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りな(名前)(プロフ) - 来月中には更新できると思います。気長にお待ちいただけると幸いです、、！ (4月24日 22時) (
レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - クラフティアさん» そう言って頂けてとても嬉しいです！本編が終わり次第、全ルート書ければなと思います。これからも自分のペースで更新していきますので、暖かい目で見守って頂けると嬉しいです🙇🏻♀️ (12月22日 22時) (レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
クラフティア(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。選択肢全て面白いので出来ればifルートの形などで全ルートを読んでみたいです。更新楽しみにしてます！ (12月22日 17時) (レス) @page13 id: 9a937b7232 (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - 明日更新します。遅くなってしまってすみません。 (12月19日 21時) (レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - くりぃむパンさん» ありがとうございます！テスト頑張りますね。更新も早めに出来るよう努力します！ (9月15日 22時) (レス) @page10 id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな(名前) | 作成日時：2023年8月18日 23時
