第6話 ページ6
す「次、実技試験あるから、訓練場に向かえ。あとは頼む」そう言ってスマイルは、護衛に着いていた兵士にマイクを渡した。
兵士「はーい、訓練場はこちらです！」
ちょっと、早過ぎない？まだ終わって2分も経ってないんだけど。まぁ、幹部様に逆らう訳には行かないのだが。
兵士に案内されて城の中に入る。
うわぁー、久しぶりに城入った。構造は全くと言っていいほど変わっていない。白尾国はまだ存在しているよ、そう言われてるような気がする。私はこの国を、大好きな国を、この城を命をかけて守りきったのだ。
『感動的じゃん』
そうこうしている内に、訓練場についた。
自分でいうのもなんだが、この訓練場を設計した私のセンスはなかなかいいものだ。
兵士「では、番号順に並んで下さい。あと数分後に試験を始めます。」
実技試験の内容は私が死んでから大きく変わったらしい。2年前までは、余程基礎代謝量が低くなければ、伸びしろがあるということで合格となっていた。たが今は、幹部達の決めた最低限の基礎代謝量を満たし、剣か弓、銃、ナイフのどれかを使えなければならないらしい。
もう、誰も死なせたくないという仲間の思いからだろう。
人間は当たり前を失った時が一番脆い。
私がいるという当たり前の生活が崩れた時、仲間はどんな顔をしていたのだろうか。
シャ「え〜と、今から実技試験を始める。最初に、体重と身長を測り、その後体力測定、技量測定に移る。」
実技試験の説明が始まったらしい。
ぶる「最後に、僕たちと手合わせして貰って終わりね〜。」
なんか、凄い複雑になってるな〜。
2年間この時の為に頑張ったんだから、成果を出すぞ！！
体重と身長は真っ白なテントの中で測るらしい。
体重か、増えてないといいな〜。と思いながらテントの中に入る。
きん「じゃあ、体重計乗ってね。」
『…』
きんとき。きんときには1番謝りたかった。
私のせいで、きんとき率いる医療部隊を危険に晒してしまった。本当はきんときの医療部隊は私が守らなければならなかったのに、自分の部隊を守るので精一杯で、きんときの医療部隊までなかなか手が回らなかった。
その間、きんときは治療をしながらの戦闘を強いられることになる。それは、きっと想像を絶するものだろう。目の前で助かったかもしれない命が消えていくのだから。
しかも、瀕死の私を最後まで治療していたのは、きんときだ。息をしなくなった私を見て、彼は何を思ったのだろうか。
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りな(名前)(プロフ) - 来月中には更新できると思います。気長にお待ちいただけると幸いです、、！ (4月24日 22時) (
レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - クラフティアさん» そう言って頂けてとても嬉しいです！本編が終わり次第、全ルート書ければなと思います。これからも自分のペースで更新していきますので、暖かい目で見守って頂けると嬉しいです🙇🏻♀️ (12月22日 22時) (レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
クラフティア(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。選択肢全て面白いので出来ればifルートの形などで全ルートを読んでみたいです。更新楽しみにしてます！ (12月22日 17時) (レス) @page13 id: 9a937b7232 (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - 明日更新します。遅くなってしまってすみません。 (12月19日 21時) (レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - くりぃむパンさん» ありがとうございます！テスト頑張りますね。更新も早めに出来るよう努力します！ (9月15日 22時) (レス) @page10 id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな(名前) | 作成日時：2023年8月18日 23時
