第4話 ページ4
電車を降りると、懐かしい景色に包まれる。
『帰ってきたぞ〜、白尾国！！』
そう叫ぶと、周りの人々の視線が一気に集まった。
『あ、すみません。』
違うじゃん。久々に帰ってきたら、皆嬉しいじゃん。
｢パスポート拝見します｣
『あ、お願いします』
｢我々国さんの、A・エイベルさん。観光ですか？｣
『いえ、兵士になろうかと』
｢へぇ〜、我々国さんでも、兵士をされていたんですか？｣
『いえ、初めてです』
｢そうですか、頑張ってください！｣
『ありがとうございます』
入国審査も無事突破し、遂に白尾国に入国した。
ちょっと待って、泣きそう。懐かしすぎるって。
でも、感動している時間はない、軍入隊試験の時間は刻一刻と迫ってきているのだから。
少し早歩きで、城下町に入る。たった二年、されど二年。見違えるように発展している。
『なーんだ、私が居なくても頑張れてるじゃん』
喜ぶべきことなのだが、少し悲しい気持ちもある。
城へと続く坂道を一気に登る。
ずっと前から思ってたけど、この坂道結構キツイんだよね。なかむに言って、改善して貰おう。
そう思いながら門まで行くと｢受付はこちらでーす！！｣と元気な声が聞こえた。
『あ、お願いします！』
｢はい、A・エイベルさん。はい、受付完了しました。16番ね、試験開始まで暫くお待ち下さい。｣
『はーい』
なんだ、別に急がなくても良かったんじゃん。急いで損した〜。と門に腰をかけて待っていると大柄の男がこちらに向かってきた。
｢おい、そこの女！｣
『え？私ですか』
え？やだよ虐めとか、専門じゃないし。
｢お前いくつだ？｣
『20歳ですけど、』
｢女のくせに20歳で兵士とか、舐めんなよ？その体じゃろくに軍学校にも通ってねぇだろ｣
『軍学校に通ってないとダメなんですか？てか、女だとか、歳とか、関係有ります？？』
｢は？｣
あ、やべ。ムカついて言い返しちゃった。
これ、殴られます？あ、拳振り上げた殴られる奴じゃん。
えー、待って目立ってバレたら嫌なんだけど。
でもさ、これやり返しても正当防衛じゃん。久しぶりの喧嘩じゃん。よし、受けよう。
大男の拳が、額に当たる寸前で、後ろに避ける。
｢は？｣
『遅せぇよ、ばぁか！』
おっ、こんな所に壁がある。ラッキー
少しかっこうをつけて、宙を舞いながら壁に足をつける。
そのまま、大男の顔スレスレに足を出すと、簡単に倒れた。
『つまんな』
？｢おい、喧嘩してんじゃねぇよ｣
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りな(名前)(プロフ) - 来月中には更新できると思います。気長にお待ちいただけると幸いです、、！ (4月24日 22時) (
レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - クラフティアさん» そう言って頂けてとても嬉しいです！本編が終わり次第、全ルート書ければなと思います。これからも自分のペースで更新していきますので、暖かい目で見守って頂けると嬉しいです🙇🏻♀️ (12月22日 22時) (レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
クラフティア(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。選択肢全て面白いので出来ればifルートの形などで全ルートを読んでみたいです。更新楽しみにしてます！ (12月22日 17時) (レス) @page13 id: 9a937b7232 (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - 明日更新します。遅くなってしまってすみません。 (12月19日 21時) (レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - くりぃむパンさん» ありがとうございます！テスト頑張りますね。更新も早めに出来るよう努力します！ (9月15日 22時) (レス) @page10 id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな(名前) | 作成日時：2023年8月18日 23時
