第3話 ページ3
二年後…
午前5時。
顔がバレないよう、深くフードを被り家を出る。
ここ数年で分かったことは、まずここは白尾国では無いということ。そもそも、文化が違ければ、言語も白尾国とは少し異なる。隣国の我々国というらしい。現在は白尾国と同盟を結んでいるらしいが、私が死んだ1年後のことなので、もちろん我々国の幹部と面識は無い。
そして、もう分かってはいたが、私は転生したということ。白尾国の歴史資料を図書館で漁ったが、約2年前にA・クラウンは戦死している。しかし、戦争には勝ったらしい。誰か私の後を追ったりしてないかと心配だったが、今は立ち直って何とかやっているらしい。良かった〜
情報をまとめながら、暫く歩いていると見慣れた顔が目に入った。
｢あ、Aちゃん久しぶりやな〜｣
『おじさん、お久しぶりです！』
おじさん、あの後森で過ごしていた私を拾ってくれた。今は書面上はおじさんの養子となり、衣食住も用意して貰っている。家が別居なのは、私の年齢も考えての事だろう。
感謝しきれない。
｢Aちゃん、お誕生日おめでとう！もう20歳か〜、はい誕生日プレゼント｣
『わ、ありがとうございます！いいんですか？こんな高価のもの頂いて』
｢当たり前やろ、かわいい娘の誕生日やで？｣
身元も分からない私を養子にしてくれた時点で分かってはいたが、本当に良い人だ。国で働けるようになったら必ず恩返ししよ。
『ありがとうございます。おじさん少しお話があります』白尾国の兵士になりたいということをおじさんに話した。
｢別にええと思うけど、なんで白尾国なん？我々国やなくて｣
『それは、、白尾国にいる大切な人達に会いたいからです。』
｢ふーん、まぁAの人生やし！Aの好きなようにやり｣
『ありがとうございます！おじさん短い間ですがお世話になりました。この恩は必ず返します』
｢別にそれは返さんくて良いけど、1年に１回ぐらいは我々国に帰って来いよ！｣
『はい！』
荷造りをして、我々国を出る準備をする。
おじさんと離れるのは少し悲しいが、また仲間に会えるという喜びはそれを上回った。
｢いってらっしゃい、A｣
『行ってきます、おじさん！』
白尾国行きのチケットを手に、電車に乗った。
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りな(名前)(プロフ) - 来月中には更新できると思います。気長にお待ちいただけると幸いです、、！ (4月24日 22時) (
レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - クラフティアさん» そう言って頂けてとても嬉しいです！本編が終わり次第、全ルート書ければなと思います。これからも自分のペースで更新していきますので、暖かい目で見守って頂けると嬉しいです🙇🏻♀️ (12月22日 22時) (レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
クラフティア(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。選択肢全て面白いので出来ればifルートの形などで全ルートを読んでみたいです。更新楽しみにしてます！ (12月22日 17時) (レス) @page13 id: 9a937b7232 (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - 明日更新します。遅くなってしまってすみません。 (12月19日 21時) (レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - くりぃむパンさん» ありがとうございます！テスト頑張りますね。更新も早めに出来るよう努力します！ (9月15日 22時) (レス) @page10 id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな(名前) | 作成日時：2023年8月18日 23時
