第13話 ページ13
『それは、皆様にお話できるような内容ではありません。』
すま｢それは、どういう意味だ？｣
怪訝そうにスマイルが聞く。
『そのままの意味です。記憶が曖昧故皆様に納得して頂けるか分からない内容となります。』
いや、実際ね？私も何で自分が生きてるのか分かんないし、嘘じゃないから。
ねぇ、そんな疑わしい目でこっち見ないで！
きりやん、見えてるよ？その銃こっちに向けないで！
『申し訳ありません。ご用件が済みましたなら、私この後バイオリーンのレッスンがあるので失礼して宜しいでしょうか？』
このまま詰められても、状況は悪化するだけだろう。
これ以上怪しまれたら困るし、早いとこ撤退しよ。
ぶる｢バイオリンね〜。どーするなかむ？頑なに口割らないし拷問室連れてく？｣
物騒！まだ侵入者って決まった訳じゃ無いじゃん。
でも、ぶるーくって案外鋭くて私も結構助けられたんだよな〜。
なか｢いや、いいよ。エイベル。俺さ、君に期待してるんだ。知ってると思うけど、3年前白尾国はシャケに次ぐ最高戦力だった幹部を1人失った。｣
ここに来て私の話題か。
なんか遮るのも私が可哀想だし、聴いてあげるか。
『存じております。確かA・クラウン様ですよね？』
なか｢そう、彼奴はほんとに良い奴だった。君さ、口調、声の高さ、戦闘姿勢。Aによせてるでしょ？入った瞬間驚いたよ、気配までAそっくりだ。ねぇ、俺たちの弱味に漬け込んでどーいうつもり？｣
うっわ、変えてたのにバレてたか。
何十年一緒に居れば、仕草や癖なんかも分かるものなのかな？
きん｢で、君はスパイなの？｣
首元に斧が当てられる。ここで少しでも発言を間違えれば、喉を切り裂かれるだろう。
どーしよう。正直、選択肢は4つだ。
・死ぬ。
・違うと駄々を捏ねて、捕まる。
・ここで、ネタばらし！
・皆に捕まるまで、城で暴れ回る。
さて、どれにしようか。もう、どちらにせよバレるだろう。
『なら、一番尾も白いヤツでしょ！』
元幹部は、面白そうに笑った。
ーーーーーーーーーーー
非公開になってました。不思議に思った方すみません。
皆さんは、どの選択肢を選びますか？
本編では、1つに絞る予定です。番外編で、他の選択肢バージョンも書ければなと思うのですが、全選択肢見たい！という方いますか？
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りな(名前)(プロフ) - 来月中には更新できると思います。気長にお待ちいただけると幸いです、、！ (4月24日 22時) (
レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - クラフティアさん» そう言って頂けてとても嬉しいです！本編が終わり次第、全ルート書ければなと思います。これからも自分のペースで更新していきますので、暖かい目で見守って頂けると嬉しいです🙇🏻♀️ (12月22日 22時) (レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
クラフティア(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。選択肢全て面白いので出来ればifルートの形などで全ルートを読んでみたいです。更新楽しみにしてます！ (12月22日 17時) (レス) @page13 id: 9a937b7232 (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - 明日更新します。遅くなってしまってすみません。 (12月19日 21時) (レス) id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
りな(名前)(プロフ) - くりぃむパンさん» ありがとうございます！テスト頑張りますね。更新も早めに出来るよう努力します！ (9月15日 22時) (レス) @page10 id: a4b738be2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな(名前) | 作成日時：2023年8月18日 23時
