覚醒したスーパーエース ページ7
大島side
数日前まで泣いていたとは思えない。
覚悟を決めたAの覚醒は、一瞬たりとも目が離せない。
今日のAは、正直周りが霞むほど無双してた。
キラキラ感、センター適正、アイドルとファンのバランス…
何より、アイドルが好きだ、憧れだって気持ちが溢れ出てる。
輝きが圧倒的すぎるもん。
多分、この子を超えるセンターは、この曲にはいない。
どうして彼女が、この曲でセンターだったのかよく分かる。
むしろ、彼女しか考えられない。
前田「Aちゃん、何したい？」
「えぇ、ほんとにお2人と一緒なら何でもいいです！」
大島「チューしてあげるよ！」
「えっ？」
大島「ヘビロテの、Aの大好きなシーン！
あれ、Aバージョンで再現してあげる！」
「ほんとですか！」
前田「Aちゃん、あのシーン好きなの？」
「当時は、ちょっと恥ずかしくて直視出来なかったんですけど…笑
前田さんと優子さんが猫になってキスするとこ、禁断って感じで好きなんです。
未だに、ドキドキしながら見ちゃいますもん。
って話を、優子さんにしたことがあったんですよね笑」
大島「そうなのぉ、可愛いよねぇ笑
好きって言ってくれてたからさ、再現しようと思ってね」
「うわぁ、嬉しすぎます笑
前田さんも、大丈夫ですか？」
前田「うん、Aちゃんの夢、何でも叶えちゃうよ。
ファンの頃憧れてたこと、何でも言って？
今日、ファンとしてのAちゃんを見られて、新鮮で嬉しい！
メンバーとしてしか、見たことないからさ。
こんな可愛いファンなら、確かに優ちゃんもメロメロになるわ」
大島「でしょー？」
「えー、じゃああとはぁ…
両脇から、お2人にギューってしてほしいです。
両手に花じゃないけど、両脇にレジェンドみたいな笑」
大島「そんなのドンと来いだよ！」
前田「いっぱいギューするから、緊張せず来てよ〜？」
「はい、頑張ります笑」
3人のシーン、何やるかはフリーだと言われた。
今日は、ファンの白橋Aに戻すと決めていた。
10年前の自分に戻って、純粋に夢を叶えてあげたい。
自分で道を決めて逃げて来て、追いかけられても努力を続けて結果を出して。
傷つきながらも夢を諦めずに、更に前へ進もうとしている強くて勇敢なA。
頑張りすぎだから、たまにはご褒美あげなきゃね。
だから、Aにリクエストしてもらった。
ヘビロテのキスシーンと、両脇からのハグは頂きました…！
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2023年3月28日 18時
