夢の足跡 11

一生大好き ページ18

大島side


大島「お疲れ様でしたー！」


高橋「優子お疲れー！」


小嶋「お疲れ様〜」


高橋「どうでした、最後の活動は」


大島「いやぁ、ほんっとうに楽しかったね。

もうね、アイドル人生に後悔なんてありませーん！」


高橋「良かったよぉ、それが1番だ！」


小嶋「優ちゃん、いい顔してたもんね〜」




今日が最後の活動日。

今、劇場の壁に飾ってある顔写真を外してきた。

あぁ、卒業したんだなって。

何だか今になって、ようやく実感した。

ちょっと寂しさもあるけど、それよりも達成感。

やりきった！って気持ちが強い。

我慢に我慢を重ねただけあって、今日の爽快感は最高だった。

ここに来るまで色々あったけど、結果オーライってやつだね。

戦友と親友に囲まれて、今の私はすごくいい顔してると思う。

2人には本当、感謝しかないよ。




渡辺「優子ちゃ〜ん、お疲れ様でした」


指原「優子ちゃんお疲れ〜」


大島「2人ともありがとう」


渡辺「すっごい綺麗でしたぁ」


指原「もう、最後までアイドルだったよ！」


大島「ありがとね、支えてくれて。

2人とも、これからのAKBをよろしくね。

ほんと…2人に託したから」


渡辺「うん…頑張る！」


指原「私は、全力で麻友を支える！」


大島「うん、体には気をつけて頑張ってね」




頼もしい後輩。

AKBの次世代エースは、もう本格的なエースに。

そして、博多のエースは重要なピースに。

2人がいれば大丈夫だ。

なんて心強いんだろう。




横山「優子さん、お疲れ様でした」


山本「ほんまお疲れ様でした」


大島「2人もありがとう」


横山「これから頑張ります…！」


山本「死ぬ気でやりますわ」


大島「2人はね、ほんと責任感強いからさ。

あんま抱え込まないでよー？

自分のことも大切に、愛されるチームを作ってね」




関西弁の2人。

情熱があって、理想があって、人望がある。

引っ張る立場に相応しい人。

頑張りすぎるとこがあるけど大丈夫でしょう！

彼女達には、助けてくれる人がたくさんいる。

そして、それを本人も分かってるから。




大島「さ、後は…」


高橋「Aちゃーん！笑」


小嶋「こっちおいでよ〜」


大島「来て欲しいなぁ笑」


指原「大好きな優子ちゃんが呼んでるよ〜？」


渡辺「頑張れぇ」


「う〜ん…」




この子だけだ。

あれほど今日は泣かないとか言ってたのに。

もう、既に目が潤んでるじゃん笑

ほんっと、最後の最後まで可愛いんだから！

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