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お姉ちゃんに呼ばれたから、今野さんという人に頭を下げて向かった。

行き先には、綺麗なお姉さんが2人。

1人は、オーディション番号が近かった人だ。

恐らく、このオーディションの中で1番美人な人。

少なくとも私はそう思っていた。

年上だし、何となく話しかけづらくて話さなかったけど。

そんな人が目の前にいて、ドギマギしてしまう。




松村「Aちゃんが、小学生の子?」


「はい…」


白石「すっご……可愛い」


「全然そんなことないです…!

お2人の方が可愛すぎて…」


橋本「そりゃあ受かっちゃうよねぇ」


「ほんとに…」


松村「ていうか、お姉さんもめちゃくちゃ美人ですよね!

なんで、お姉さんもオーディション受けなかったんですか?」


『私は別に夢があるので…笑』


「お姉ちゃん、パティシエになるんです。

そのために今は、学校に通ってるんです」




話してみると、2人ともすごく話しやすい方だった。

松村さんは、関西の出身らしい。

関西弁がギャップ萌えすぎる…

白石さんも、見かけによらず声が舌っ足らずで可愛い…笑




『そうだ、みんなもうアイドルなんだから、ニックネーム付けたら?』


「ニックネーム?」


『ほら、AKBならこじはるとか、たかみなとか』


「あー」


橋本「2人はもう考えた?」


白石「全然…笑」


松村「うちは、さゆりんごにする!」


橋本「さゆりんご?」


松村「さゆりとりんごでさゆりんご!

さっき、お姉ちゃんに決めてもらった!」


『さゆりんごは、用意周到なタイプだね笑』


白石「私はなぁ…まいって名前、他にいたからなぁ」


『深川さんのことかな?』


橋本「深川さんなら、まいまいにするって言ってたよ」


白石「そうなんだ…じゃあ、まいやんにしようかな」


『へぇ!姉御肌でいいじゃん!』


橋本「私はなぁ…」


「奈々未ちゃんは、ななみんがいい」


橋本「ななみん?」


「…私がそう呼びたい」


松村「可愛いーっ!」


白石「いいね!ななみん!」


橋本「分かった、じゃあななみんにする」


松村「Aちゃんは?」


「私はそのまま、Aがいいなぁ」


白石「じゃあ、Aって呼ぶね」


「これからよろしくお願いします!」


松村「うん、よろしくー!」




みんなでニックネーム決めて盛り上がって、なんか学校みたい。

久しぶりに、こんなにワクワクした気がする。

ここから、私の新しい人生が始まるんだ。

そう思ったら、世界が少しだけ広くなった。

早速始まったレッスン→←新たな仲間



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設定タグ:乃木坂46 , AKB48 , アイドル
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作者名:しろりんご。 | 作成日時:2023年1月1日 0時

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