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少しずつ前に進んでるよ ページ39

大島side


大島「おぉ、ご飯来てるねー」


田中「ゆーこ先生!」


大島「美味しいかい?」


田中「うん!とっても!」


大島「それは良かった笑」


渡辺「今日はパンの日だから食べやすいよ」


大島「ご飯よりパンの方が食べやすい?」


渡辺「なんか…量が軽い気がする笑」


大島「あー、それはあるかもね笑」


矢吹「今日奈子ね、プレイルーム行くの!」


田中「小学生組で遊ぼうって約束してるの笑」


横山「小学生組の思い出作りらしいで」


大島「おー!いいねぇ」


遠藤「だから、早く食べないと…」


飛鳥「さく、口に頬張りすぎ笑」


大島「プレイルームは逃げないから笑

さくらちゃん、そんなに急がなくても大丈夫だよ笑」


矢吹「大丈夫、奈子達待ってるから!」


遠藤「えぇ…でも悪いよぉ」


飛鳥「いいんだよ、さくのペースで」


田中「美久達は、給食のおかわりジャンケンの常連だから早いだけだよ笑」


横山「2人とも可愛えなぁ…笑」




一旦ナースステーションに戻り、引き継ぎ資料を完成させてから病室へ。

病室は既に朝ごはんの時間で、みんな美味しそうに食べてた。

小学生組は、いつもより食べるペースが早い。

しかも、テンションも高い。

どうやら、みんなでプレイルームに行くらしいね。

さくらちゃんとなこみくは小学校が違うから、思い出作りなんだって。

来週退院だからみんなで遊ぼうって、なんて仲良しなんでしょう!

微笑ましいな〜なんてほっこりしながら、Aのベッドへ。

ご飯、食べられてるかなぁ…




大島「A、お待たせ〜」


A「ゆーこせんせぇ」


大島「カーテン閉めてたの?」


A「なんか気分じゃなかったんだもん」


大島「そっか汗」


A「みんなのペースを見てると、ちょっと落ち込んじゃうから。

私だけ食べるの遅いし、食べる量も少ないから。

比べちゃいそうでしんどかったから、閉めてもらったの」


大島「そうだったんだね。

でも、すごくいい取り組みだと思うよ。

ちゃんと未然に防ぐことが出来てるからね」


A「うん…!」


大島「体調は悪くなさそう?」


A「うん、悪くない」


大島「昨日よりだいぶ顔色も良くなったね」


A「結構楽になったもん」




Aのベッドに近づくと、カーテンが閉まってた。

ちょっとドキドキしたけど、どうやら体調が悪いわけではないらしい。

彼女なりに気持ちを整理して対策をしたってことが、着実に前進してて嬉しいよ。

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作者名:しろりんご。 | 作成日時:2022年7月1日 18時

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