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でも、まいやんは相変わらず大変だったみたいだね。

予想は出来てたけど、こりゃ想像を上回る労力を消費してそうな予感。

Aのこと話そうと思ったけど、止めといたほうがいいかな汗

いやでもなぁ…何も知らないのは良くないし、それは私たちも避けたいし…




奈々未「とりあえず、ジアゼパム入れたことだけは報告しとこっか…」


沙友理「せやね、他のことは優子先生もまだみたいやし…

うちらも知らんことやから、話せへんしな」


奈々未「A、大丈夫かな…

ジアゼパム入れるって、相当なことかあったんだよね」


沙友理「きっと、ずっと我慢しとったんやろな…

それが、今回の入院を機に爆発しちゃっただけで」


奈々未「私ももっと、出来たことあったはずなのに…

まいやんがいるから大丈夫って、どこかで甘えてる部分があったんだと思う」


沙友理「それは私も同じや。

それにAには、色々と我慢させて来ちゃったし…

ちびっ子達のこと、いつも任せ切りにしてたから」


奈々未「私たちの帰りも遅かったし、不規則な生活だからなかなか相談する時間も無かっただろうしね」


沙友理「いつも、ちびっ子2人のこと本当によく面倒見てくれてたから。

昨日の桃子の言葉や、まいやんとの関係は堪えたやろなぁ…

相手に思いが伝わらないほど悲しいことって、なかなかないやろうから」


奈々未「…明日、桃子を連れてくのは無理かな汗」


沙友理「Aの体調を考えるなら、今は止めといた方がいいね。

桃子が何て言うかは分からないけどさ…」


奈々未「だよね…でも祐希は行く気だしなぁ」


沙友理「祐希のことを我慢させるのは、もっと良くない展開を生みそうやからね」


奈々未「誰か明日、休みの人いたっけ?」


沙友理「確か、ちまが当直やったはず」


奈々未「じゃあ、ちまに桃子を頼もっかな。

桃子が行くって言えば連れてくし、桃子見ててもらえるから」


沙友理「うん、それがいいね。

じゃあ私は、少し心理学勉強してみよっと。

研修で、精神科も回ったことあるの。

もう一度、しっかり学び直してみよ」


奈々未「勉強し過ぎには注意だからね?」


沙友理「はーい笑」




優子先生からAの話を聞いて、小さくはないショックを受けた。

もっと、私に出来ることがあったんじゃないか。

今回のことも、未然に防ぐことが出来たんじゃないか。

後悔はたくさんあるけど、過去は変えられない。

だったら、少しでも未来に役立つ努力をしよう。

・→←お姉ちゃんの決意



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作者名:しろりんご。 | 作成日時:2022年7月1日 18時

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