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指原side
Aちゃん、そんなことがあったんだね。
体調崩しちゃうのは仕方ないことなのに、仮病とか悲劇のヒロインとか言われたら辛いな…
入院してること自体が、そもそも体調不良の原因になってるってことだもんね。
A「あっちゃん…さしこちゃん…」
前田「どうした？」
A「くるし…ｹﾞﾎｹﾞﾎﾋｯｸﾋｯｸ」
指原「発作！？」
前田「さっしー、ネブライザー持って来てくれる？」
指原「分かりました！」
前田「Aちゃん、楽な姿勢になろうね〜
大丈夫だよ、すぐ楽になるからね〜」
A「ｹﾞｯﾎｹﾞｯﾎ」
Aちゃんの背中を摩りながら、涙を落ち着かせる。
なかなか収まらないなって思ってたら、発作が起きちゃった…
あつさんの指示通り、急いでネブライザーを取りに行く。
指原「お待たせしました！繋ぎます！」
前田「ありがとう！Aちゃん、ゆっくり呼吸しようね」
A「…ｹﾞｯﾎｹﾞｯﾎﾋｯｸ」
前田「苦しくなっちゃうから泣かないよ〜」
指原「大丈夫だからね〜」
秋元「いやぁ、大変だっ……A！？」
飛鳥「え…発作？」
横山「A、大丈夫？」
A「…ﾋｯｸﾋｯｸ」
ネブライザーしてたら、検査組が戻って来た。
だいぶ発作は収まってきたんだけど、涙は未だに止まらず…
ちょっとびっくりしちゃったかな。
A「怖い…怖い…ﾋｯｸ」
飛鳥「A、ヒューヒューするのなくなってるから大丈夫だよ」
渡辺「もうすぐ苦しいのなくなるよ〜」
横山「もう怖くないで〜」
飛鳥「A、だいじょう…」
A「…やっ！」
飛鳥「えっ…」
秋元「飛鳥、大丈夫？」
飛鳥「うん…」
渡辺「Aちゃ…」
A「やーっ！ﾋｯｸ」
秋元「麻友ちゃんも大丈夫？」
横山「A、何があっ…」
A「やだっ！ﾋｯｸﾋｯｸ」
秋元「由依ちゃんまで…！」
前田「Aちゃん、みんな病室の子達だよ〜」
指原「大丈夫大丈夫、Aちゃんの味方だからね」
A「…やっ！みんなこわいっ！
私のこと、嫌いでしょ！ﾋｯｸ
呆れてるでしょ！やだっ！ﾋｯｸﾋｯｸ」
パニックになってるAちゃんに、3人が声を掛けようとした瞬間。
Aちゃんが、その手を振り切った。
多分、体調悪い所を見られて混乱してるんだよね。
あの話をしたばっかりだし、パニックになってる…
触れることすら出来ないし、これは早く処置しないと…
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2022年7月1日 18時
