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悪魔の住居 ページ27

麻衣「A、着いたよ〜」


A「ん…寝てた」


麻衣「ぐっすりだったみたいね笑」


A「昨日、あんまり寝れてなかったから…」


麻衣「そっか汗」




渋々、病院へ行く準備をして車に乗った。

麻衣ちゃんの車に揺られてたら、いつの間にか寝てたみたい。

起きたらもう、病院の駐車場だった。

昨日は発作が起きたりであんまり眠れなかったから、ちょっとスッキリしたかも…




麻衣「じゃあ行こっか」


A「うん…」


麻衣「手繋いでこっ」


A「えぇ…」


麻衣「いいじゃんいいじゃん♪」


A「なんで朝からそんな元気なの汗」


麻衣「えー、だって絶対に元気の方がいいもん。

みんなも自分もハッピーになるよ〜」


A「そんなこと言われても…」




こっちは、いやいや連れてこられて、更に嫌な検査するんだからね?

誰がるんるんになれるもんですか!

一方の麻衣ちゃんは、私の手をブンブン振ってるけど汗




:




麻衣「おはようございま〜す!」


大島「あ、まいやんおはよう♪

今日は随分とるんるんだね〜笑」


麻衣「愛しの妹が一緒なので♪」


大島「あ、Aだ!おはよ〜っ!

ちゃんと約束守れたじゃん、偉い偉い♪」


A「ゆーこせんせ…(ウルウル)」


大島「うるうるお目目になるの早いよぉ笑

まだ何にもやってないじゃんか〜」


A「麻衣ちゃん、家で診察したんだもん…」


大島「あ、もうやったんだ笑」


麻衣「夜中に発作起きちゃったらしくて汗」


大島「そうなのか汗」


麻衣「A、私着替えてくるから優子先生と待っててね」


A「やだ」


麻衣「やだじゃない〜笑

優子先生からは逃げられないから、諦めるんだね」


A「麻衣ちゃんずるいよぉ」


大島「Aのこと見とくから、まいやん着替えてきちゃいな〜」


麻衣「ありがとうございます♪」


A「うぅ……行っちゃうのぉ?(ウルウル)」


麻衣「あぁっ…」


大島「今のはノックアウトだね笑」


麻衣「不意打ち喰らいました笑」


大島「Aちゃん、上手くなったねぇ」


麻衣「ほんと、どんどんあざとくなって困りますよ汗」


A「あざとくなんかないもん、麻衣ちゃんバイバイ」


大島「ツンデレだなぁ笑」




あっさり小児科に着くと、優子先生が待ち構えてた。

相変わらず、朝から元気な2人だこと…

2人して、私のことをあざといとか言ってくるけど、全然違うもん。

全く、人のことからかうのが好きなんだから。

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作者名:しろりんご。 | 作成日時:2022年5月8日 22時

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