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A「ヒュー……ゲッホゲホ……ヒューヒュー」


真佑「んぅ…………ってA!?」


A「まゆちゃ……ヒューヒュー」


真佑「発作起きてるじゃん!

どうしてすぐ起こさなかったの!?」


A「だって……わるいなって…ヒュー」


真佑「もう、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!

それに、ちゃんと起こすって約束で一緒に寝たんだよ?」


A「ごめ…なさい…ヒュー」


真佑「もう、Aはすぐ我慢するんだから!

とりあえず、急いでネブライザー組み立てるから、ちょっと待っててね」




グズグズしてたら、物音で真佑ちゃんが起きちゃった。

いや、起きてくれて助かったんだけども。

あんなにぐっすりだったのに、もうネブライザーの準備を始めてる真佑ちゃん。

すっかりお医者さんの顔だ…




真佑「はい、セットできたからゆっくり呼吸してね」


A「ん……ック」


真佑「泣かないよ〜、大丈夫だからね〜」


A「まゆちゃ……ごめんね…ック」


真佑「何で謝るのさ〜

A、何にも悪いことしてないでしょ?」


A「せっかく寝てたのに…」


真佑「そんなこと気にしないの!

言ったでしょ?

遠慮しないで起こすことって。

明日休みなんだし、全然平気だよ。

気にするなら、もう一緒に寝ないよ?」


A「やだぁ……ック」


真佑「なら、心配しないで大丈夫だから。

今は、自分の体のことだけ考えてね。

お姉ちゃん達呼んでくる?」


A「んーん…ック」


真佑「そっか、じゃあ吸入終わったら寝よっか。

診察は明日でも大丈夫だと思うから…」


A「診察しなぁい…」


真佑「それは無理だろうなぁ笑」


A「真佑ちゃんが言わなきゃいいだけでしょー」


真佑「それは無理かな笑」


A「いじわる…」


真佑「Aが約束破った罰だよー笑」


A「うぅ…ック」


真佑「はい、そろそろお薬なくなったかな。

もう大丈夫?苦しいのなくなった?」


A「うん…」


真佑「よし、じゃあネブライザーおしま〜い。

片付けてくるから、お布団入ってていいよ〜」


A「真佑ちゃんありがとう…」


真佑「眠れそうなら、全然寝ちゃっていいからね〜」


A「うん…」




真佑ちゃん、怒ってなくてよかった…

30分くらい吸入してたら落ち着いてきたし、もう苦しくもないし、そろそろ大丈夫かな。

診察は嫌だけど、まずは眠いからとりあえず寝よう。

明日のことは、また明日考えよ…

グズグズちゃん→←やっぱり…



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作者名:しろりんご。 | 作成日時:2022年5月8日 22時

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