貴重な家族が揃った日 ページ17
麻衣side
沙友理「ん〜!美味しい!」
A「真佑ちゃんの茶碗蒸し美味しい〜!」
真佑「良かったぁ」
奈々未「やっぱ真佑、料理の腕あげたね」
真佑「えへへ、やったぁ!
あ、お味噌汁はA作だよ〜」
麻衣「Aも、お味噌汁上手になったねぇ」
A「ありがとう♪」
桃子「おいし〜」
祐希「お魚さんってふわふわなんだねぇ」
A「え、ふわふわかな?笑」
今日は早く帰ろうって決めて、マッハで仕事を終わらせた。
それはみんな同じみたいで、階段でさゆりんとななみんに会ったんだ。
ななみんの着替えが終わるのを待って、一緒に病院を出てきた。
金曜日だし、明日はAの検査があるから、何となく感じるものがあるよね。
でもみんな、その件には触れずに楽しくお喋りしながら帰宅した。
家に着くと、ひと足お先にナース組が帰ってて、ご飯のいい匂いがした。
いやぁ、家族揃って同じ時間に夕飯食べるなんて、いつぶりだろ…
Aも真佑も、ちょっと見ない間に料理の腕が上がっててびっくりだよ。
沙友理「今日、かっきーと美月が遊びに来てたんやろ?
お絵描きいっぱい描いてもらって良かったね〜」
桃子「プリキュア♪」
真佑「桃子は、かっきーにプリキュア描いてもらったからご機嫌なんだよね」
沙友理「見た見た、めちゃくちゃ上手かってんな」
祐希「でも美月ちゃんは、あんまり上手くなかったんだよぉ」
A「どストレートすぎる笑
まぁ確かに、決して上手くはないよね、うん。
じゃああとで、それ美月に伝えとくね」
祐希「はーい」
A「うわ、めっちゃ強心臓…」
祐希「きょうしんぞう…?」
A「気持ちがとっても強いってことだよ」
祐希「へー、祐希強いんだ」
A「う〜んまぁ、強いとはちょっと違うんだけど…」
奈々未「祐希は将来、大物になりそうだよね」
祐希「おおもの?」
A「大きくなることだよ〜」
祐希「祐希、大きくなるんだ〜!やった!」
桃子がずっとニコニコしてるなぁって思ったら、かっきーに絵を描いてもらったのがよっぽど嬉しかったみたい。
かっきー絵上手いから、良かったね。
祐希は相変わらずの自由人で、美月のことをdisってる。
分からない言葉は全て聞き返す祐希と、丁寧に答えるA。
微妙に違った解釈をしてるあたりが、何とも言えず微笑ましい。
祐希の素直なとこはいいことだよ、うん笑
Aの適当なとこもいいよ、うん笑
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作者名:しろりんご。 | 作成日時:2022年5月8日 22時