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桃子「桃子ね、ずっと練習してるのぉ。
でもね、あんまり上手に描けないのぉ」
賀喜「アニメキャラは難しいよね」
A「でも、かっきーの得意分野じゃん!」
賀喜「まぁね、任せて〜」
山下「桃ちゃん、私も何か描こうか?」
桃子「んーん、美月ちゃんはだいじょうぶー」
A「あはは、美月振られてやんのー笑」
山下「うぅ、心に傷が…」
A「桃子もちゃんと、画伯かどうかは分かってるんだね笑」
真佑「じゃあ私、おやつ取ってくるね。
A、ちょっとだけ2人のこと見てて」
A「はーい!」
かっきーは、桃子からの指名で黙々と絵を描いてる。
美月も桃子にアプローチしてたけど、見事に玉砕。
やっぱり桃子も、若干美月のこといじってるよね…笑
でも、かっきーの絵見たらそう言いたくなる桃子の気持ちも分かるよ。
だってチラッと見たけど、レベル高すぎだもん…笑
これじゃあ、桃子めちゃくちゃ喜ぶだろうなぁ。
祐希も真剣だし、桃子もかっきーのわんちゃんをじっと見て真似してる。
私は特にやることないから、美月とおしゃべり♪
山下「来週は係決めと身体測定と運動会の種目決めあるよねー」
A「そうだ、忘れてた…」
山下「授業ないのはいいけどさ、決めること多すぎでしょ。
クラスで話し合いとか、そういう系なんだろうなぁ。
私、そういうの苦手なんだよね。
普通に授業してる方が、よっぽど平和に時間が過ぎるのに。
特に運動会は、足引っ張る気しかしないから嫌だなぁ…」
A「係は4人一緒のやつで、運動会は私と一緒のやろうよ笑」
山下「え、いいの?」
A「うん、運動会はかっきーの活躍の場だから、4人一緒は無理だけど…
私も、多分あんまり激しい運動は出来ないからさ。
ゆるっとできるやつの方が無難だから、一緒にやろ?
そしたら美月も、プレッシャーに感じすぎないでしょ?」
山下「ありがと…」
A「飛鳥は今年もやらないかなぁ」
山下「あー、飛鳥はやらないかもね笑」
A「だよね笑」
山下「応援には来るかもだけどねぇ」
A「中学生になったんだから、一緒に出たい気持ちはあるけどね」
山下「ね笑」
そっか、来週は色々と決めることがあるんだ。
運動会、本当はリレーとかに立候補したいけどダメだろうなぁ…
発作起きたり、その後のことを諸々考えると、想像しただけで身震いするからね。
ここは初めから、無難に綱引きあたりにしとこっと笑
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作者名:しろりんご。 | 作成日時:2022年5月8日 22時