憧れのお姉ちゃん ページ25
(再現VTR)
【台詞】
A「夕焼けが眩しかった、あの日。
私たちは、橋の真ん中に立っていました。
久しぶりに向き合った君は、一回り小さくなっていて。
胸の奥が、ちょっとだけキュッとしました。
俯きそうになった時、鈴を転がしたようか声がしました。
微かに震えた声に、突発的に顔を上げました。
目の前に差し出されたのは、白い小さなブーケ花束。
花の名前は、カモミールでした。
家に帰って、お花の意味を調べました。
花言葉は、逆境にも負けない力、親交、仲直りでした。
やっぱり、ずるい。
だって、だって、絶対に敵わないんだもん」
松村「お花を受け取ったAの目から、涙が零れました。
久しぶりに、真正面から見ました。
一筋の綺麗な雫が、夕陽に照らされて光りました。
息を飲むくらい美しくて、儚くて。
目が釘付けになって、逸らすことができませんでした。
いや、逸らしちゃいけなかったんです。
もう二度と、その手を離したくない。
勇気をだして手を伸ばしました。
しっかりと握られた手。
私たちは、手を繋いで帰りました。
何にも変わらず、あったかくて。
気づかれないように、上を向いて泣きました」
:
衣装:今、話したい誰かがいる歌衣装
:
『悲しみの忘れ方』
(白石A・松村沙友理)
(概要)
NOGIBINGO!で、さゆりんから贈られた手紙は有名ですね。
あれがきっかけで、仲直りしたことは間違いありません。
でも、あの話には続きがあって。
それが、この橋の上での出来事です。
どちらからともなく、一緒に帰ろうと言ったんです。
バスに乗る気分でも、電車に揺られる気分でもなかった。
だから、歩いて帰ることにしました。
会話が続かなかった。
話したいことはたくさんあるのに、何から話せばいいのだろう。
お互い、遠慮して、躊躇って。
ちょうど、橋の上に差し掛かりました。
手持ち無沙汰に顔を上げたら、綺麗な夕陽が私たちを照らしていて。
気を取られた一瞬の隙に、2人の世界になっていました。
渡されたカモミールは、今もドライフラワーの押し花にしてあります。
仲直りの印として、大切に飾ってあります。
話したい誰かがいるっていいもんだ。
さゆりんとだったから、この詩の意味がよく分かります。
胸に染み付いて離れません。
この先の未来にこの曲を歌う時、私はいつだってさゆりんのことを思い出すでしょう。
さゆりんも私のこと、思い出してくれたらいいな。
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陽香(プロフ) - おにぎりさん» 了解しました！ (2022年4月19日 22時) (
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おにぎり - 夢主ちゃんの卒業コンサートで発表された乃木坂配信中の4本の動画の内容を書いてほしいです。 (2022年4月19日 22時) (レス) id: 19a4d621f6 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - みさきさん» 了解しました〜〇 (2022年4月19日 21時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
みさき - 歌番組でミュージカル女優として出演している生田と共演した話が見たいです！ (2022年4月19日 21時) (レス) id: e06a96ce69 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - りんりさん» かしこまりました〜〇2020年時点で残ってた方のみにしますね！ (2022年4月19日 20時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2022年4月17日 20時
