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秋元「さて、そろそろMCはおしまいにして…
薄々気づいてるとは思いますが、ここで1期生からもね！
お手紙書いてきたメンバーがいるので、読んでもらいましょう！」
A「ありがとう〜」
秋元「何も発してない飛鳥ちゃん笑」
飛鳥「はい笑」
秋元「全然こっち見ないんだもん」
飛鳥「うるさい笑」
:
飛鳥「Aへ。
卒業おめでとうございます。
私たちの出会いは、今から15年前。
まだお互いが、幼くて未熟だった頃。
私がAに惹かれたのが始まりでした。
最年少とか関係なく、みんなの中心にいるA。
私にはないものをたくさん持っている姿に、私は憧れました。
それから、Aに引っ張られ続けてきました。
Aはいつも、私の先を行く人で。
ネガティブで捻くれ者の私を、明るく眩しい世界に導いてくれました。
アイドルってこういう人のことを言うんだと、幼いながらに感じたのを今でも覚えています。
だから、Aから卒業を報告された時。
芸能界には残らないと言われ、妙に納得しました。
アイドル、そして乃木坂46がAの天職だと思ったから。
思う存分全うしたAは、最高にキラキラしています。
Aはいつでも、私を受け止めて引っ張ってくれたのに…
私はあまり、Aの力になれなかった。
いつの間にか、Aの隣には私じゃない誰かがいて…
私じゃAの力になれなかったんだ。
1人でそう思っていたら、なぜか隣にはAがいて。
私の隣は、飛鳥だけだよ。
何も返すことが出来なかったけれど、その言葉にすごく救われた。
本当に、素直に言葉にするのが上手いから。
私はいつも逃げてばかりで、思いの半分も伝えられない。
だから今日、自らお手紙を読ませて下さいとお願いしました。
最後だから、ちゃんと言う。
私の隣も、Aだけだから。
こんなにも出会えて良かった、失いたくないと思う存在はAだけです。
ありがとう。
これからもずっと私の隣にいて下さい。
…齋藤飛鳥」
:
A「あすちゃん…っ」
飛鳥「A…はい」
A「ありがとぉ…っ」
飛鳥「泣かないのぉ」
秋元「飛鳥ありがとう、すっごく感動したよ」
飛鳥「恥ずかしいから、もう次行きましょ〜」
A「ありがとう、あすちゃん」
飛鳥「どういたしまして」
秋元「はい、微笑ましい2人に感動を頂いたところで…
まだまだ、盛り上がっていきますよ〜！
涙を拭いて、次はこの曲です！」
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2021年10月29日 8時
