4期生 ページ6
＿2018年 12月
乃木坂46には、11人の4期生が加入した
そのオーディションを彼女も見ていたという
A「そうです、実はこっそり見てました…笑
SHOWROOM審査もですし、会場審査も。
多分、4次とか最終とか…結構後の方ですね。
地方組もみんな東京に集まっての審査で。
なかなか難航していて、部屋に呼ばれたんですよ。
それで、今まで見てて乃木坂らしい子は？って聞かれて…」
過渡期に入っていた乃木坂
勝負に出た大事なオーディション
その意見の一端を、白石も担った
新悦な存在を選ぶ場で
白石がまず名前を出したメンバー
A「その段階ではまず、遠藤と賀喜と筒井の名前を挙げました。
即戦力という面では、この3人かなぁと。
その後の面談審査を見ていくうちに、色々と話し合いが行われて…
4期生の加入には、結構携わらせてもらいました。
もちろん、私の一存とかではなく、あくまでも意見程度です。
ただ、その後一緒に活動するのは、私達メンバーだから。
加入後は、責任も大きかったです。
しっかり育てなきゃというプレッシャーを、自分にかけてました」
後輩であると分かってはいても
4期生には厳しく接することも多かった
そう話す白石は前を向いていた
しかし、そう思えるまでには
いくつもの壁を乗り越えなければならなかった
A「葛藤はありましたね…
3期生を育てるのは、お姉さん達が主にやってくれてたので。
その背中を見てきたとはいえ、全く同じにはいかないし。
メンバーの特性も違うし、置かれている環境も違うので。
本当に自分のやり方は正しいのだろうかって、悩むことも多かったです。
でも、これで良かったんだって気づけたのは、2021年の4期生ライブ。
私もプロデュースに携わらせてもらったんですけど…
そこで4期生と関わるうちに、ストンと胸に落ちるものがあって。
成長を実感出来たり、直接コミュニケーションを取ったり。
そこから、自分のやり方に自信を持てるようになりました」
心の雲が晴れた時
大きく成長している自分がいた
それは紛れもなく、彼女達のおかげ
A「4期生は、本当に立派に成長しました。
不甲斐なかった先輩に着いてきてくれて、ありがとうって伝えたいです」
4期生と出会ったあの季節
迷って悩んだあの季節
そして今、立派に成長したみんなの姿
あなた達と、あの季節に出会えて良かった
ありがとう、私を信じてくれて＿＿＿
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2021年10月20日 0時
