大切な同期 ページ34
＿1期生×白石A
結成当初からの白石との思い出は
全て彼女達が持っている
それは、彼女達の口から語ってもらいたい
白石Aを巡る彼女達の記憶の栞
:
【結成当初の話】
深川「お姉さん組と妹組に分かれるんです、どうしても。
オーディションの時から、年齢ごとに仲良くなってたから。
でも、Aはお姉さん組にまいやんがいたから。
私たちを繋ぐ架け橋のような存在でした。
当時から、Aが真ん中にいることが多かったです。
乃木坂46のセンターは生駒ちゃんだったけど、真ん中はAでした」
【デビュー時の話】
生駒「初披露の時、みんな緊張でガッチガチで震えてたんです。
でも、Aだけは笑顔が見られて。
マネージャーさんが楽しそうだねって聞いたら、楽しいもんって。
屈託なくそう返したのを見て、衝撃を受けました。
この状況で楽しいって思えるなんて、この子すごいって。
絶対大物になるって、その時から噂でした笑
Aはそれからずっとそう。
始まる直前になると、肝が据わって楽しめちゃうタイプ。
本番に強いんですよね、多分乃木坂一ですよ」
【中学時代の話】
和田「ものすごい有名人でした。
とにかく可愛い子がいるって、私Aの2個上なんですけど…
クラスメイトが、みんな教室まで見に行ってました。
テストも出来たし、運動会でも活躍するしで。
本当に、スーパーガールだなって印象でした。
でもそれは、決して才能だけじゃなくて、すごい努力もしてる。
中学生メンバーの中で、断トツで勉強してました。
部活もやってたし、お仕事にもストイックで。
年下だけど、シンプルに尊敬しかなかったです」
【高校時代の話】
飛鳥「高校時代は…すごく眩しい存在でした。
初めてセンターに一緒に立ったはずなのに、Aだけ貫禄が違うんですよね。
それが眩しくて、私には無理だって変に勘違いして落ち込んで。
年齢も近かったから、比べられることが多かったんです。
Aは、あんまり気にしてなかったみたいなんですけど…
私が眩しいものに惹かれてたから、すごく自分を卑下してしまって。
そんな私を見兼ねて、Aはスっと距離を取ってくれました。
そういう気遣いも出来るんです。
私が自分との葛藤が終わるのを、ずっと待っててくれてましたね」
:
彼女達とだから見られる、白石A
その全て、見せてもらおう
一行加えた、その先の白石Aを＿＿＿
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2021年10月20日 0時
