泣いて笑って、それでも私は坂を上る⊿ 54 (ページ49)

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いつか振り向き最高の夏だったとページ49

『思い出ファースト』

(EN / C:大園桃子)

(概要)

こんなに愛される期別曲は、後にも先にもこの曲だけじゃないかな。

そう、それは真ん中に立つその子のように。

誰からも愛されて、みんなから愛おしいと思わせる力を持ってる。

この曲の真ん中は、誰がなんと言おうと絶対に桃子だけ。

あの夏の終わり、君は主人公になった。

その時から、予感していたのかもしれない。

真ん中の主人公が、蜃気楼のように儚く消えていってしまうこと。

そして、この夏の終わり。

君は主人公のまま、ここを去る。

今なら言える。

大園桃子さん、卒業おめでとうと。

大切にしたいもの 1番目はなんだろう

1番なんて、1つに決められない

普段ならそう思ってしまうけど

君と出会ってから変わったんだ

1番大切にしたいものは、思い出

君とここにいる奇跡を思い出として大切にしたい

だって、このキラキラした思い出は

いつか振り向いた時

最高の夏だったと思えるから

この場にいた、全員の胸に

そんな奇跡のような思い出を君は残した

やっぱり君は、主人公だ

:

A「ありがとうございました〜」

『ありがとうございま〜す！！』

A「これにて、大園桃子卒業コンサートは、本当に全日程が終了しました！」

大園「ありがとうございます」

A「最後に桃子、言い残したことはないですか？」

大園「そうですねぇ…本当に、心配ばかりをかけてしまって…

たくさんヒヤヒヤさせてしまったと思います、すみません。

それでも、変わらず応援して下さって、本当に本当にありがとうございました。

桃子は、明日からも大丈夫です。

前向きに、どこかで生きてますので。

たまーに思い出してもらえたら嬉しいです。

皆さんも健康で、しあわせでいて下さい。

本当にありがとうございました！」

A「大園桃子をオーディションで見たあの日。

あの時に感じた運命は、間違いではなかったと自信を持って言えます。

誰よりも泣いて、誰よりも苦しんで、誰よりも真っ直ぐに。

必死に5年間戦い続けて、乃木坂46になろうとしてくれた桃子。

そして、乃木坂になって卒業して行った桃子。

そんな逞しい後輩の背中は、私たちにとってずっと誇りです。

忘れることの出来ない、かけがえのない宝物をありがとう。

これからも、桃子がしあわせでありますように。

改めてではありますが、皆さん本日は本当に、ありがとうございました！」

『ありがとうございました！！』