泣いて笑って、それでも私は坂を上る⊿ 54 (ページ21)

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『ここじゃないどこか』

(岩本蓮加・大園桃子・阪口珠美)

(概要)

これも、桃子がれんたまと歌いたいって熱望しました。

基本的に、歌詞から歌うメンバーを決めているらしいです。

優しい歌声が、2人っぽいって。

誰よりも2人を知っているから、すぐに決まったんだって笑ってました。

この曲、実はすごく背中を押してくれるキラキラなんですよ。

ふわふわしたイメージの中に、しっかりメッセージがある。

そして、それが餞に相応しいんです。

桃子もそれを分かっていたようで…

大好きな2人に、最後に背中を押して欲しいんだって言ってました。

珠美、蓮加、桃子の背中を押してあげてね。

ふわふわのワタ畑

隠れてるから見つけて

これ、すごく桃子らしくないですか？

この道からは離れることを決めた桃子

明日からは、この広い広い世界のどこかへ

溶け込んでいくことになります

どこかにいるからねっていう

桃子なりのメッセージ

これは、彼女が2人に伝えたいこと

ここじゃないそうどこかへ

きっと君なら大丈夫

どこへ行っても、桃子は大丈夫

ここじゃないどこかでも頑張れるよ

私たちも違う畑で頑張るから

これは、れんたまから桃子へ

優しく背中を押してあげています

:

岩本「桃子〜！」

大園「れんたん〜」

岩本「桃子とは、本当に色んな思い出作ったね」

大園「うん！」

岩本「桃子は、今まで出会ったことのない人で。

心が綺麗で、すごい素直で。

嘘つくのが下手で、褒められるのが苦手で。

そんな桃子が大好きでした。

ううん、これからもずーっと大好きだよ。

明日からは、別の道に進むことになっちゃうけど…

これからも仲良くしてほしいです」

大園「もちろんだよ」

岩本「本当にありがとう、大好き！」

大園「桃子も大好き！」

阪口「ももたん〜」

大園「たまたん〜」

阪口「珠美はね、この日が来て欲しくないってずっと思っててね。

あぁ、明日が来なければなぁって思いながら、昨日も寝たの。

でも、今日が来ちゃって。

この曲が始まってから、涙が零れそうになっちゃって。

それだけ桃子が大好きなんだなって、実感してます。

桃子は本当に良い人だから、絶対にこれからの生活も大丈夫！

何かあったら、絶対駆けつけるって約束する！

卒業しても、珠美と遊んでね？」

大園「遊ぶよぉ」

阪口「ほんとにありがとう！だいすこ〜笑」

大園「えへへ、桃子もだいすこぉ」

阪口「わぁ、言ってくれた！」