泣いて笑って、それでも私は坂を上る⊿ 54 (ページ20)

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『誰かは味方』

(梅澤美波・大園桃子・佐藤楓)

(概要)

桃子がこの2人に伝えたい、ラストメッセージ。

歌詞を何度も聴いて、これが1番ピッタリと思ったそうです。

この2人は特に、桃子を守ってきた2人でした。

色々な言葉に晒されてきた桃子。

この世界にいる以上は仕方のないことですが、衝撃は強いです。

桃子は、いつだって等身大の自分でいます。

だから、否定の言葉がそのまま、自分への否定に繋がる。

心のクッションを持っていないから、ダイレクトに響くのです。

自分の味方なんかいないんだ。

そう塞ぎ込んでしまう桃子に寄り添い続けたのが、この2人でした。

私たちは絶対に離れないからと、力強く手を添えていた姿が印象的です。

瞳閉じてごらん心の声が聞こえる

今まで抑えてたいくつもの叫び

逃げたい、辞めたい、帰りたい

言っちゃいけないと思って

心の奥に封じ込めてきた言葉たち

内側から流れる、悲痛な叫び

深呼吸しながら本当の自分になろう

本当の自分、それはありのままの自分

無理に自分を作らないから

そのために必要なこと、嫌われる勇気

嫌われること、恐れちゃいけない

必ず、誰かは味方だから

私の味方も、ちゃんとここにいます

:

梅澤「桃子、今日までお疲れ様」

大園「ありがとう」

梅澤「5年間桃子を見てきて、今言えること。

それは、5年間も続けてくれてありがとうってこと。

何度も何度も、辞めたくなったのを知ってます。

自分を否定される度に傷ついて。

泣いてる桃子を見るのが、正直辛い時もありました。

でも、5年で変わったね。

桃子は本当に強くて、変わらず優しい人です。

出会えてよかったって、心から思います。

私の方が寂しくて、今は別れがすごく辛いけど…

最後にこれだけは言うね。

私は、どこに行っても桃子の味方だよ！」

大園「ありがとぉ…っ」

佐藤「もーもこっ」

大園「でんじろう〜」

佐藤「まずは、5年間ありがとう」

大園「こちらこそありがとう」

佐藤「私の思い出のほとんどに、桃子がいます。

誰よりも素直で真っ直ぐで、体当たりでアイドルをした5年間だったね。

苦しいこともあったと思うけど、辞めないでいてくれてありがとう。

今の桃子を見てたら、明るい気持ちでお別れできそうです。

桃子は、たくさんの幸せを与えてくれたから…っ

これからのステージでは、誰よりも幸せになって欲しいです。

ずっとずっと、幸せでいてね…っ」

大園「ありがとうっ」