泣いて笑って、それでも私は坂を上る⊿ 46 (ページ40)

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私たちの案が採用された、プロデュースコーナー。

私は、みなみちゃんの欲望のリィンカーネーションをプロデュースしました！

そして、私をプロデュースしてくれたメンバーは…？

生田「私は、白石Aちゃんをプロデュースします。

Aは本当に歌も上手くて、ダンスも上手なんです。

可愛いも大人っぽいもかっこいいもできる。

完璧すぎて、逆にどうしようって感じなんですけど…

私はまだ、彼女の可能性を引き出せます。

あの子の才能は、只者じゃありません。

まだ挑戦していない分野があったんです。

分かりますか？

…えぇそうです、アクロバットです」

いくちゃんにプロデュースしてもらいます。

VTRでこんなことを語っていた生田さん。

生田「今回、日常という曲を選びました。

ライブでのパフォーマンスが、バキバキにかっこいいんです。

それにアクロバットを加えたら、無敵じゃないですか？

Aちゃんに、ぜひ挑戦してもらいたい。

大丈夫、君ならできる！」

こんなことを言われました。

生田先生…過酷すぎっす。

:

A「…これヤバくないですか？

アクロバットって…え、嘘でしょ？

本番まで全然時間ないですよね？

側転はまだいいとして、バク転って…笑

ほんとさぁ、無茶ぶりすぎだから笑」

これが、内容を聞いた時の私の反応。

至って正常だと思います。

しかし、せっかく期待して頂いたのだから応えたい。

やると決めたらやり遂げるのが、白石Aですから。

それからというもの、アクロバットの練習を頑張りました。

さぁ、今日が練習の成果を見せる時です、行ってきます。

:

樋口「は〜い、ありがとうございました〜」

松村「ねぇめっちゃすごくない？」

樋口「ほんとすごい！」

A「できた！」

松村「Aちゃん天才！無敵！」

樋口「ほんとだよ、出来ないことないじゃん」

A「頑張ったぁ」

松村「めっちゃかっこよかったよ！」

樋口「しかもさ、曲も日常だったじゃん？」

A「そうなの、私日常大好きで！

いつもライブで見てて、やりたいって思ってたの。

だから、今日できるのが嬉しすぎて。

絶対に成功させるって思ってたんだ」

樋口「鳥肌たったよ〜」

松村「ずっと練習してたの知っとったからさ、すごい感動した」

なんと、本番でバク転が成功しました！

練習ではイマイチだったけど、本番では決まったよ。

いくちゃん、プロデュースありがとう。