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梅澤side
＿＿正直、許せなかった
久保「…ごめんなさい」
与田「久保ちゃんが謝ることじゃないよ」
梅澤「そうだよ、久保は何も知らなかったんでしょ？」
久保「そうだけど…」
梅澤「それに、久保は知ってたら叱ってたでしょ？
久保は乃木坂が大好きだもん。
絶対に汚したくないって思ってる。
そんな子が、知ってて止めないわけない」
久保「うん…っ」
与田「大丈夫だよ、誰も責めてないから」
久保「でも、私が異変に気づけてれば…っ！
同じ学校のクラスメイトだったのに…」
梅澤「どんなに仲が良くても、秘密くらいあるよ」
与田「うん、知らないことだってある。
ましてや、先輩と後輩なんだから」
久保「そうだけどさ…」
もちろん、記事の内容にしてもそう。
だけど、それ以上の理由もあった。
同期である久保が、自分を責めていること。
そしてまた、久保も疑いの対象であること。
絶対に事実無根なのに。
言われのないことを言われて傷ついている同期の姿は、見ていて辛い。
それが、私たちの2次的な怒りでもあった。
A「史緒里…っ！」
久保「Aさん…」
A「大丈夫だよ、泣かなくても。
絶対に絶対に史緒里のせいじゃないから。
史緒里が悪い点なんて、1つもない。
それは、私が命を懸けてでも保証する」
久保「うぅ…」
梅澤「ほら、みんな分かってるよ」
与田「大丈夫だよ〜」
A「史緒里にこんな顔させるなんて、ほんと許さない」
梅澤「どんどん憶測が広がってますからね」
A「今まで、一体史緒里の何見てたんだ」
与田「でも、元を正すとネットが悪いわけではないですからね」
A「…それはそう」
梅澤「悔しいです、私たちも」
久保「その気持ちもあるんです、私にも。
クラスメイトだっただけに、苦しい…」
A「そうだよね…」
与田「特に、2期生さんと1期生さんのライブ前だから…」
久保「先輩たちの舞台に傷がついてしまって…
Aさんにも、色んな心配かけてしまって…」
梅澤「はいはい、ストップ」
A「そんなに自分を責めないの」
久保「すみません…」
与田「そういう時は、ありがとうでしょ」
梅澤「同期なんだから、傍にいるに決まってるでしょ」
久保「ありがとう…」
A「3期生のことは、頼んだよ」
これから、どうしていけばいいのか。
3期生にも十分関わりのある話だ。
私たちは、もう傍観者じゃいけないんだ。
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美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年7月14日 20時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2021年7月11日 22時
