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衛藤「Aは、まいやんの妹で比べられることない？」
A「親とかからはなかったけど、そうじゃない人からはあるかな」
衛藤「嫌じゃないの？」
A「う〜ん…
麻衣ちゃんが凄いのは本当だし大好きだから、嫌ではないけど…」
衛藤「けど…？」
A「麻衣ちゃんが凄いんだから、Aも頑張りなって言われるのは別にいいんだけどね。
Aが妹なんて麻衣ちゃん可哀想って言われるのは嫌だ」
美彩が素直に抱えてる気持ちを話してくれたから、私も話した。
普段は絶対誰にも言わないけど、最近思っていたこと。
麻衣ちゃんの前では口が裂けても言えないけどね。
麻衣ちゃん、そういうのすごい気にしちゃうから。
ライバル視してるわけじゃないけど、噂で麻衣ちゃんの耳に入るのが嫌で相談とかしてこなかった。
でも美彩は、似たような悩みを抱えてるし、すごい気持ちが共感できる。
年も離れてるから、安心感もあるしね。
衛藤「そんなこと言う人いるんだね。
Aが妹で、まいやん幸せなのに」
A「私にはそう言ってくれる、麻衣ちゃんも」
衛藤「そりゃあそうだ！
まいやんにとってはたった1人の妹でなんだから」
A「でも、事実なんだけどね」
衛藤「どうして？」
A「麻衣ちゃんは何やっても出来るし、みんなの人気者だから。
でも、私は違うの。
麻衣ちゃんの妹ってだけで、何も出来ないし」
衛藤「そんなことないよ！」
A「ううん。
だから実際、乃木坂でも麻衣ちゃんとはすんごい差があるわけだし」
普段言わないから、こういう場合の気持ちの止め方が分からない。
だけど美彩は、私の言葉をゆっくり咀嚼してから答えてれた。
衛藤「Aの気持ち、分かるよ。
すごい差を感じるよね、私もそうだし。
でも私は、AはA、まいやんにはまいやんの良さがあると思う。
私もそう思うようにしてる。
そしていつか、そんな私を誰かが見つけてくれるって信じてる。
だから頑張ろうって自分に言ってるんだ」
アンダーメンバーだからこその、ストレートな言葉。
同じ気持ちを共有してるから、美彩の言葉はすんなり胸に落ちてきた。
A「そうだね！私も頑張らなきゃ！」
衛藤「頑張りすぎないでよ〜？」
A「うん！
それで美彩、いつか絶対2人で選抜入ろうね！」
衛藤「もちろん！美彩も頑張る！」
美彩と交わした1つの約束。
叶う日まで、私は絶対諦めないぞ！
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陽香(プロフ) - 妃奈乃さん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、時期を見て書かせて頂きます。 (2020年4月23日 9時) (
レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
妃奈乃(プロフ) - 忙しくなって体調崩してしまうみたいなのがみたいです (2020年4月21日 1時) (レス) id: 30b1d5435c (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 洸たろうさん» リクエストありがとうございます。今ある下書きが投稿し終わったら、時期を見て入れさせて頂きます！ (2020年4月20日 8時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
洸たろう - 初コメで、失礼ながらリクエストします。今度、姉と喧嘩するみたいな話お願いします。 (2020年4月17日 21時) (レス) id: 4d64b0819f (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - ことねさん» リクエストありがとうございます。とりあえずこのシリーズの下書きは終わっているので、次のシーズンで時期を見て入れさせて頂きます！ (2020年4月16日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2020年4月11日 9時
