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＿＿大切な人が出来たあの日のこと、今も覚えてるよ
麻衣ちゃんの歌い出し。
ここは、私が生まれた時の写真を使った。
そこからしばらくは、幼い頃の私たち姉妹の写真が続く。
懐かしい、故郷での思い出。
＿＿遠くから、その背中を追いかけるのが好きだった
ここからは、私の歌割り。
坂道の上にいる麻衣ちゃんを、追いかける私。
最初は、笑顔でその背中を追いかけていた。
その目は、キラキラしていた。
＿＿ある日突然、君のことが分からなくなった
坂の上から、私のことを探す麻衣ちゃん。
外も暗くて、雨も降ってきた。
自分がどこにいるかも分からなくなった。
振り返れば笑っていた私の姿が、なくなっていた。
＿＿いつの日か、眩しい君を見るのが苦しくなった
土砂降りの雨の中、坂を上るのを辞めた私。
電光掲示板に映るお姉ちゃんから、そっと目を逸らした。
ただずっと、宛もない道を走り続けていた。
＿＿もう離さない、だって大切な人だから
暗闇の中、パッと掴まれた腕。
振り返ると、涙で濡れた麻衣ちゃんがいた。
そのまま、ギューッと抱きしめられる。
忘れない、その温もり。
＿＿ごめんねとありがとう、何度だって言うよ
雨が上がって、虹が出た。
そしてまた、どちらからともなく走り出す。
私の瞳は、前を行くその背中をしっかり捉えていた。
＿＿いつの間にか、君が隣にいるのが必然になって
神宮球場で、麻衣ちゃんに追いついた私。
1歩後ろから、私の背中を見つめてくれていた。
アングルを変え、私が麻衣ちゃんの背中を見つめる図もある。
＿＿震える手を握り締めてくれたね
新国立劇場で、麻衣ちゃんの手を握った。
あの日あの季節、不安で震える手をそっと包んだ。
何も言わずに、ただ温もりを施していた。
＿＿もうあなたなら大丈夫、それは私が1番分かってる
麻衣ちゃんからの、最後のメッセージ。
NHKホールをバックに伝えてくれた。
去年の、12月31日のこと。
＿＿エールを胸に、前だけを向いて走っていくよ
坂道を下りて行った麻衣ちゃん。
別の道を進んでいくのを、坂の上から見てる私。
そして私は、その先に続く坂を上っていく。
進むのは、お互い別の道。
＿＿最後の言葉を Dear my sister
ありがとう、お姉ちゃん。
私の目から、一筋涙が零れた。
ありがとう、A。
そして姉の目からもまた、同じ涙が流れていた。
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からあげ - 陽香さん» シーズン24でリクエストしたswitch系の話はいつも通り書いてください！ちょっと主語が足りなかったですね！陽香さんはいつも通りリクエストしたものを書いてくれれば大丈夫です！ (2021年4月17日 7時) (
レス) id: dc8c67f764 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - からあげさん» といいますと…私はどうしたらいいですか？ (2021年4月17日 0時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
からあげ - 同じリクエストしてましたが、それもなしではないです (2021年4月17日 0時) (レス) id: dc8c67f764 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - なるほど…以前も同じリクエストをされてましたが、それもなしということですかね？卒業後は、たくさんとは言い難いですが、ちょくちょくは出すと思います (2021年4月17日 0時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
からあげ - 後この前さゆりんが乃木坂からの卒業発表しましたね！ちなみに陽香さんは誰推しですか？ (2021年4月17日 0時) (レス) id: dc8c67f764 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2021年4月9日 21時
