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タイムリミットが、すぐそこに迫っていた＿＿
自分の体は、心以上に正直に反応する。
頭では考えないと分かっていても、体はそうはいかない。
さっきも、ウトウトしていたら嫌な夢を見た。
いつもは、家で1人の時にしか見ない夢。
けれど今日は、隣にさゆりんがいた。
勘のいい彼女のことだから、きっと気づいちゃってるんだろうな…
松村「あれ、もう寝ないん？」
A「うん、なんか眠れなくなっちゃった…笑」
松村「嫌な夢見ると、その後眠れないよね笑」
A「そうなの〜」
松村「じゃあ、ちょっとお喋りしようよ」
A「うん！」
それでも、さゆりんは優しいから。
私の悲しみには触れて来ない。
今ここで触れたら、呆気なく崩れるって分かってるから。
数ヶ月かけて守ってきた、固い心の扉を。
松村「あっという間に2020年やな〜」
A「9年目だよ笑」
松村「早いよねぇ」
A「今年もバスラ、全曲披露だってね」
松村「ね、もう今からしんどいねんけど笑」
A「ほんとそれよ、199曲でしょ？やばくない？」
松村「絶対無理〜笑」
A「しかもさ、今年も連ドラの撮影と被ってるんだよね笑」
松村「え、ほんま！？」
A「うん、本番の4日間は空けてもらってるんだけどね。
でも、リハとか振り入れは、あんまり参加できないんだよねぇ」
松村「Aちゃん、ハードスケジュールやなぁ…」
A「今年も助けてね？」
松村「もちろん！助けたる！」
A「9年で約200曲も貰えたんだもんねぇ…」
松村「有難いけど、年々人が減ってくのが寂しいやんな…」
A「そう、ここ数年はバスラが寂しくなってる…」
松村「去年いた人がおらん…ってよくなるもんね」
A「絶対なるよ、今年は特に」
松村「七瀬も玲香もおらんからなぁ…」
夜もだいぶ更けて来て、みんなは疲れて眠ってる。
静かな雰囲気が、私たちの気持ちをよりセンチなものにしていく。
そうじゃなくても、元々感受性が豊かな2人だからね…笑
A「さゆりんは、まだ居なくならないでね？」
松村「うん、まちゅはまだおるで」
A「絶対だよ？約束だからね？」
松村「うん、約束するで。
だから大丈夫、安心してな」
ほらやっぱり、さゆりんは分かってる。
指切りげんまんをしようと手を絡めてくるのが、彼女らしい。
彼女もまた、心の奥にしまった悲しみを隠しながら時を過ごしているのだ。
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陽香(プロフ) - miさん» もう20歳かと言ってるのは、2020年を迎えて、その歳に夢主ちゃんが20歳になるからです。 (2021年3月24日 12時) (
レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - miさん» 白石さんは、19歳の誕生日の翌日に、乃木坂のオーディションに合格しています。なので、芸能界入りの際には19歳になってます。ちょうど、お話の中の夢主ちゃんと同じ歳の時です。 (2021年3月24日 12時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
mi - 麻衣ちゃんがオーディションを受けたのは18歳ですよ (2021年3月24日 12時) (レス) id: ff337c416a (このIDを非表示/違反報告)
からあげ - 菅谷じゃなくて菅井です (2021年3月22日 7時) (レス) id: dc8c67f764 (このIDを非表示/違反報告)
あああ - いつも更新楽しみに見てます、歌詞についてですがklap→clapです。 (2021年3月21日 12時) (レス) id: 0a0430031a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2021年3月16日 11時
