灯りが点ったこころ ページ39
A「ふぁぁ…疲れたぁ」
麻衣「お疲れ様でしたっ」
A「あともうひと踏ん張りだねぇ」
麻衣「うん、頑張ろうね」
A「だねっ……あ、電話だ」
麻衣「誰から〜？」
A「偉大な初代キャプテン様」
麻衣「なるほどね、ごゆっくり〜」
お風呂から上がった途端、スマホが鳴った。
こんな時間に誰だろうって思ったら、最も声が聞きたかった人で。
まだ出てもいないのに、心がじんわりと温まるのが分かった。
A「もしもーし」
桜井「ごめんね、こんな時間に…」
A「ううん、ちょうどお風呂出たとこ」
桜井「良かったぁ…今、時間大丈夫？」
A「うん、ちょうど声聞きたかった」
桜井「それなら良かった」
A「うん」
桜井「A、1年間お疲れ様。
今日のSing out、ほんっとに良かったよ。
涙出ちゃうくらい感動した…」
A「うん…っ」
桜井「Aが頑張ってるの、本当によく伝わった。
辛いことも多い1年だったよね。
背負うものの大きさに押し潰されそうだったよね」
A「ん…ｯｸ」
桜井「それは、何となくテレビを見てて分かった。
でもね、今日のAは全然違った。
今まで踊ったどのSing outより、楽しそうだった」
A「うん、楽しかったよ…！
本当に、手放しで楽しかった」
桜井「それが1番だよ。
そう思えることが、みんなにとって大成功だったってこと」
A「うん…っ」
桜井「だって今日のA、本当にいい表情してたもん。
ソロダンスも、鳥肌立つくらい美しかった。
乃木坂が大好きな人の顔してた」
A「良かったぁ…」
桜井「それが伝えたくて、電話しちゃった笑」
A「ありがとう、玲香。
1人でもそう思ってくれる人がいて、本当に幸せだよ」
桜井「きっと、みんな思ってると思うよ」
A「そうだといいなぁ…」
桜井「うん、きっと大丈夫だよ」
A「年が明けたら、いっぱい褒めてね…？」
桜井「もちろんだよ、褒め倒すんだから！」
A「うん、楽しみにしてるね笑」
桜井「とりあえず、明日の紅白も頑張ってね！
テレビで見てるから、楽しむんだよ！」
A「うん、ありがとっ」
やっぱり、玲香はいつまでも特別な存在。
いつだって、私の心に優しい光を灯してくれる。
その光を頼りに、私はこの1年やって来れたんだ。
来年は、その灯りに自分の色も加えて。
乃木坂が更に前に進めるように、頑張ります。
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陽香(プロフ) - miさん» もう20歳かと言ってるのは、2020年を迎えて、その歳に夢主ちゃんが20歳になるからです。 (2021年3月24日 12時) (
レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - miさん» 白石さんは、19歳の誕生日の翌日に、乃木坂のオーディションに合格しています。なので、芸能界入りの際には19歳になってます。ちょうど、お話の中の夢主ちゃんと同じ歳の時です。 (2021年3月24日 12時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
mi - 麻衣ちゃんがオーディションを受けたのは18歳ですよ (2021年3月24日 12時) (レス) id: ff337c416a (このIDを非表示/違反報告)
からあげ - 菅谷じゃなくて菅井です (2021年3月22日 7時) (レス) id: dc8c67f764 (このIDを非表示/違反報告)
あああ - いつも更新楽しみに見てます、歌詞についてですがklap→clapです。 (2021年3月21日 12時) (レス) id: 0a0430031a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2021年3月16日 11時
