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飛鳥side
A「あ、飛鳥…」
飛鳥「あっ…お疲れ笑」
A「うん、お疲れ様」
飛鳥「相変わらず、Aはすごいね」
A「え、何が〜？笑」
飛鳥「蓮加も梅ちゃんも、顔が明るくなってた。
アドバイスしてあげたんでしょ？」
A「アドバイスって程でもないけど笑」
選抜発表終わりの楽屋で、ばったりAと鉢合わせた。
メンバーも帰り始めて、人は少なくなっていたのに。
まるで、お互いがお互いを待っていたように…
私達は、思えば昔からそうだったかもしれない。
A「センターおめでとう」
飛鳥「ありがとう」
A「さっき、ちょっとコメント聞いちゃった。
なんか、飛鳥がすごい強くなってて、ちょっと驚いた…」
飛鳥「そんなことないよ」
ここまで来て、止まってしまう会話。
前みたいに、会話のキャッチボールが続かない。
これは、私の方に原因がある。
そのことは、重々承知していた。
決して仲が悪いとか、嫌いになったわけではない。
ただ、私の方が人間と距離を置いてしまってるだけ。
変わりつつある環境で、自分の居場所を探してるだけ。
飛鳥「まぁ、15枚目の時よりかは成長してるってのはあるかも。
もう、1人で何も出来ないほど弱くはない。
不安な気持ちもあるけど、それ以上の余裕が生まれたのかもしれない」
A「そっか…すごいね」
声の割には、寂しそうな表情だった。
その理由が分かるから、苦しくなる。
私はいつから、素直に気持ちを伝えるのが下手になったんだろう。
昔は、彼女の前でなら、素直になれたのに。
今では、こんなに信頼している人の前でも、自分の全てをさらけ出せない。
A「飛鳥が座長なら安心だぁ…笑」
飛鳥「いや、そんなんじゃないけど…笑
まぁでも、任されたからには頑張るよ」
A「うん…じゃあね」
飛鳥「また明日ね」
また明日とか言ってるけど、どうせ明日は話さない。
楽屋でみんなといる時、私はあまりその輪に入らない。
別に、Aがいてもいなくても同じ。
一方的に、私が入っていかないだけ。
彼女は、そんな拗らせてる私にも、何も言わない。
私のペースに、波に合わせてくれる。
それが彼女の大人な部分であり、優しい所。
だから私は、そんな彼女の優しさに甘えてしまうんだ。
自分がずるいと、分かっていながら。
＿＿関係が変わりつつある夏。
それは、自分自身と向き合う夏になるかもしれない。
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mi(プロフ) - 陽香さん» ありがとうございます、読ませていただきました。 (2020年11月27日 20時) (
レス) id: ff337c416a (このIDを非表示/違反報告)
齋藤飛鳥推し - 返信、ありがとうございます！ いつも楽しんで見させてもらってます コロナに気をつけて、更新頑張ってください (2020年11月27日 20時) (レス) id: d2bf3c4d60 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - miさん» 単純に金額を打ち間違えていました。訂正したので、良かったらご確認下さい！ (2020年11月27日 19時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 瑠花さん» いえいえ、これからもよろしくお願いします！ (2020年11月27日 19時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 齋藤飛鳥推しさん» 握手会のリクエストは多数頂いているので、そのうち出すと思います…！お待たせして申し訳ありません。かなりの量のリクエストを頂いており、お話の進行を見ながら基本的順番に入れさせて頂いてるので、気長にお待ち下さい…！ (2020年11月27日 19時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2020年11月20日 1時
