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生駒side
卒業を最初に考えたのは、2015年の夏。
真夏の全国ツアー、神宮公演でのことだった。
＿＿あの夏、ステージの真ん中で叫んだ瞬間。
あの時から、何かが変わった。
今まで自分を縛っていたものが、全て解き放たれた。
心の底からの自由を手に入れた。
そしたらもう、何も怖くなかった。
その日からずっと、卒業の2文字と隣り合わせで活動してきた。
その間に、数人のメンバーを見送った。
3期生が入ってきた。
2人の頼もしい次世代エースが、センターに立った。
これからの乃木坂に、心配なんてなかった。
あるのは、夢と希望だけ。
もう、私に出来ることは全部やった。
あとは、信頼してるメンバーに任せよう。
その決断に至っての卒業。
みんな、お疲れ様と労ってくれた。
だけど、この子は泣いていた。
久しぶりに、彼女が泣いている姿を見た。
懐かしいような、初めて見るような不思議な感覚。
それを人は、成長と呼ぶのかもしれない。
A「でも…頑張るねっ
生駒ちゃんが、作ってきてくれたグループと、見せ続けてきてくれた背中。
ここで途絶えさせるわけにはいかないから。
頑張らなきゃいけないのは、分かってるから」
生駒「ゆっくりでいいよ。
Aは、やろうと思ったらすぐ変われる。
だけど、それだと疲れちゃうから。
もっともっと、ペースを落としても大丈夫。
急がなくても、みんな着いてきてくれるから」
1人、また1人と減っていく1期生。
メンバーが少なくなると、負担は残された者にかかる。
その中でも、特に先頭に立つ人の重圧は大きい。
それは私も、分かりすぎるくらい分かってる。
私の場合は不器用だったから、みんなが助けてくれた。
だけど、彼女は器用だから。
人より早いペースで走れちゃうから。
ちゃんと、ストッパーをかけられる存在が必要なんだ。
A「ありがとう…っ
あとちょっと、いっぱい思い出作ろうね」
生駒「そうだね、いっぱい作ろう！」
A「生駒ちゃんが最後なら、過酷なヒット祈願も頑張る…」
生駒「そうだね、最後は過酷なのやろう笑」
A「せっかくなら、山登りがいい…笑」
生駒「だね笑」
変わりうるグループの中で、ずっと変わらないことは難しい。
それでも、彼女の笑顔だけは変わってほしくない。
彼女には、ステージを降りるその瞬間まで笑っていてほしい。
あと少し、たくさん笑おう。
そして、卒業しても見守ってるからね。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年11月20日 14時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 齋藤飛鳥推しさん» 了解しました。お時間頂きますが、書かせてもらいますね。 (2020年11月20日 1時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
齋藤飛鳥推し - 陽香さん» すいません、文章がたりなくて… パニックになるのは、主人公のほうでお願いします。飛鳥ちゃんやまいやんが落ち着かせてあげるお話がいいです よろしくお願いします (2020年11月19日 22時) (レス) id: d2bf3c4d60 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - なななさん» 嬉しいコメントありがとうございます。書く時に色々な動画や資料に目を通すのですが、読めば読むほどメンバーの良さに気づいてしまいます笑。これからもよろしくお願いします！ (2020年11月19日 21時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
ななな - リクエストお願いします！ 主人公ちゃんが学校で貧血で倒れてしまって、みんな仕事で迎えに行けない時に、橋本奈々未さんが迎えに来て、看病してくれる話が見たいです。久しぶりに会えて沢山甘えちゃう主人公ちゃんに照れちゃう奈々未さんをお願いします！ (2020年11月19日 21時) (レス) id: dadabe585b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2020年11月7日 19時
