パイオニアからのアドバイス ページ34
松村side
松村「Aから相談なんて珍しいやん、なんかあったん？」
A「3期生のことでちょっと話があって」
松村「3期生？」
A「そう、こないだ美月に相談されたんだけど…
Aさんって、軍団作らないんですか？って。
最初は冗談だと思ったんだけど、ガチでメンバーも決めてて…
こないだ、軍団に入りたいって言った子と少し話したのね。
それで、その時に色々な想いを聞いちゃって…
でも、軍団運営って、さゆりん見てるとすごい大変そうじゃん？
人をプロデュースするのって、すごい責任あることだと思うの。
さゆりんは、本気で軍団やってるじゃん？
その努力を知ってるから、尚更迷っちゃって…」
収録の後、Aから相談を受けた。
想像を遥かに超える内容に、拍子抜けした。
私はノリで始めちゃったけど、確かに色々と考えた。
選抜に入ったことのない子を、どう注目してもらえるようにするか。
その魅力を伝えるか、たくさん悩んだ。
そしてAは、そんな私の姿を見ててくれた。
だから、こんなにも軍団について真剣に考えてくれてる。
松村「まちゅは、アニメが好きっていう共通点だけとって、最初はほんまにノリだった。
でも、当時はまだ誰も選抜に入ったことがなかったやん？
せやから、責任もあったし、頑張らなあかんって思っとった。
でも、それ以上に楽しかったんよ。
今では、他の3人のファンの方からお礼言われたり、感謝されることも多い。
新しい魅力に気づけましたって言ってくれるのが、ほんまに嬉しい。
やから、軍団作って良かったなって思っとるよ」
まぁ、私はB型の気まぐれさんだから、こう思えんのかもしれへんけど…
でも、今の活動が楽しいのは事実。
軍団を作って、後悔したことは1度もない。
A「やっぱりそうだよねぇ…
みんなそれぞれ悩みを抱えてるけど、なかなか先輩に相談出来ないと思うんだよね。
3期と1期なんて、年が離れすぎてるし…
その点、私は年も近いし、ちょっとは話しやすいのかなって」
松村「それはあるかもな。
せやったら、軍団より少し緩めな仲良しグループ作ったらええんちゃう？
プロデュースよりも、親睦を深める目的で」
またもや、気まぐれで提案してしまった。
せやけど、Aは何やら頷いとる。
Aが頼りがいあるのは分かるけど、私とは立場が違うからな。
それにしても、やっぱりAは、3期生に慕われとるんやって再確認したわ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 411人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年11月20日 14時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - Ruruさん» ご指摘ありがとうございます。訂正しました！ (2020年10月13日 20時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - ポムさん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせてもらいます。 (2020年10月13日 20時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - みるきーさん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせてもらいます。 (2020年10月13日 20時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - Ruruさん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが書かせてもらいます。 (2020年10月13日 20時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しろりんご。
| 作成日時：2020年10月1日 21時
